「言いたい放談」<32>(2008年12月5日)

襲名披露の巡業が無事終了。

道中、いろいろありました。いつも話題になったのが、空港でのライターの取扱いです、「機内への持ち込みは一人一個まで」。米朝師匠やざこば兄さんにとって、これが実に厄介。煙草を吸う人は大概、2~3個携帯してますもんね。

ポケットや鞄から複数見つかると、一つを残してあとは没収されます。そこで、吸わない人が一つずつ預かり、ゲートを通ったところでざこばさんに返す。これはOK。実際、分からないしね。しかし、ざこばさんは係員に詰め寄っていきます。

「なんで2個があかんねん」

「そういう規則ですから」

怒りは最高潮に――。

「そやさかい、なんであかんねんっちゅうてるんや!」

不思議とマッチは大丈夫。探知機にかからないから・・・。いずれ、ざこばさんは徳用のマッチ箱を持って乗るんやないかな。

ところで、航空会社の話では「回収したライターやハサミ、ナイフ類は全て廃棄している」そうです。あー、もったいない。中国の一部の空港では、到着したお客に無料配布しているんだとか。これこそ真のリサイクルではないでしょうか。

日本でも、到着ロビーでライターを配ってはどうでしょう。ハサミやナイフは販売すればよいのです。あるいは、「社員が使わせていただいております」とかね。