2010.08.31 「なぜあの人は整理がうまいのか」

ホームページを開設して2週間――。初めの1週間は物珍しさで毎日更新し、嬉々としていましたが、それも束の間、この1週間は全く手つかずのうちに過ぎ去りました。

理由は2つ。前にも申した通り、“ブログ慣れ”していない私は、「さぁ、やるぞ」と気合いを入れてからでないと書けないのです。オープン時の意気込みが一段落して、ちょっと気が抜けた状態に陥っていました。それが一つ。もう一つは、只今、散らかりきった自分の部屋を片付けていて、ブログを書く時間的余裕がなかったことです。

部屋を片付け始めたきっかけは、作家の中谷彰宏さんから贈っていただいた『なぜあの人は整理がうまいのか』(ダイヤモンド社)という本を読んだこと。昔はCMプランナーも務めて来られた彼の著書には、いつも必要最小限の文章しか書かれていません。1つのページに一言だけという時もしばしば。言葉数が少ないということは練られていることの証しです。あれも書こう、これも入れようとする私のスタイルとは正反対の彼の今度の本は、まるで私のために書かれたようなものだったのです。書き出しは次の通り。

  「この本は、3人のために書きました。

   ① モノが多すぎて、広いところに引っ越したい人

   ② もったいなくて、捨てられない人

   ③ パスポートや保険証がいつも見つからない人」

これらすべてに私は該当しました。また、こうも書いてありました。

  「仕事の運気を上げるには、モノを捨てること」

私の部屋は、いずれ使うかもしれない書類や、返事を書こうと思いつつも書かずになっている手紙、あるいは人からもらった記念品などで、足の踏み場もない状態が数年続いていたのです。これじゃアカンと思い、整理を始めました。

ところが、いざ捨てようと書類の山と対峙すると、それらを読み耽り、これは残しとこ! これはあとで片付けよう!と、結局また別の山になってしまうのです。中谷氏いわく――。

  「捨てる前に、中身を見直さないこと!

   恋愛も同じです。

   別れを決めてから、最後にもう1回会って別れようと思う人は運気の悪い人です。

   “別れます”という連絡を入れる必要もありません」

嗚呼、いろいろと思い当たるふしがあります。よし、私の荷物を2割に減らそう!と思い立ち――、1週間が経ちました。

どうなりますやら、乞う、ご期待!