2010.11.27 「おぺらくご in 金沢」

今月2度目の金沢。 朝日新聞社(北陸朝日会)主催による「おぺらくご」です。 今回は大好きな石川県立音楽堂・邦楽ホールでできるとあって、サンダーバードの車内に居るときから嬉しくて仕方ありませんでした。 ここは歌舞伎に良し、落語に良し、室内楽に良し、なかなか貴重なホールだと思います。 前半は、枝雀門下の末っ子、紅雀くんに助演をお願いしての落語会。 そして後半が「おぺらくご」──。 今回の編成は、オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)のメンバーによる弦楽四重奏と、地元・石川県出身のソプラノお二人です。

噺の中で、OEKの音楽監督でもある井上道義さんをネタに使ったところ、これが大受けし、その後とてもやりやすくなりました。 道義さん、ありがとうございました☆ 何を言ったかは、当日のお客様だけの秘密ということで・・・。

終演後はまた和やかに、そして結構ハードに盛り上がりました。  ふと、私は9月3日の東京での夜のことを思い出しました。 あの日、国立能楽堂での「おぺらくご」の打ち上げの後、ホテルの浴室の出っ張りに足を強打し、その傷がもとで骨髄炎となったのでした。  同じ過ちをしてはならぬぞと、自分に言い聞かせてホテルに入ると、バリアフリーでした。 ホッと一息。

そうそう、足の経過はボチボチです(^^;

翌日、またサンダーバードで帰阪。 大阪~北陸の往復は湖西線経由なのですが、この車窓から見る琵琶湖の景色は格別です。 近江今津あたりでは穏やかな淡海に浮かぶ竹生島が、近江舞子からは沖島越しの近江富士(三上山)の眺めが抜群。 そういや、OEKの事務局にいる大海さんも綺麗ですよ。