2010.11.28 「こだま愛ディナーショー」

岡山の一門会から戻るや否や、宝塚ホテルへ直行──。 愛しの歌姫、こだま愛さんの初のディナーショーを観るために。

ミミさん(愛称)こと、こだま愛さんと言えば、かつて剣幸さんの相手役として、絶大な人気を博した宝塚歌劇団月組の娘役トップを勤めて来られた方です。 なかでも『ミー・アンド・マイガール』は異例のロングラン公演となり、その記録は今も顕在です。

私はかつてその公演を観た瞬間からミミさん扮するサリーの虜になり、タカラヅカに足繁く通うようになったのです(落語の稽古日を忘れて)。 もちろん私は一方的に客席から見続けるだけの存在だろうなと思っていたのですが、一度、松竹座での米朝一門のお芝居(ざこば座長)にミミさんが出演されたのがきっかけで、親しくお話をさせていただく間柄になりました(^ー^) そうそう、その時もお稽古中の立ち居振る舞いの凛々しさに感心したものです。

それからも、舞台出演の時には拝見していましたが、いずれの公演も素晴らしい役者魂が光っていました。 今年6月の宝塚ホテルでのミミさんのティータイムのコンサートの後、お酒を飲みながら色々とお話しする機会を得て、バレエの先生である彼女のお母さま立ち会いのもと、「私はミミちゃんの心の兄として応援して行きます」と一方的に約束したのです。 …されたほうは、さぞや困られたことでしょうがf(^_^;

そして、今回のこだま愛、初のディナーショー。 いやぁ、素晴らしかった!  音楽構成も、語りも、そして当然、歌も。 素晴らしかった現役時代以上の声量で歌われ、どの歌にも文字通り「愛」がこだましていました。 特に、今回初めて聴いた『長靴を履いた猫』の中の「仙女の祈り」には心揺さぶられました。 また、『星に願いを』の前に入れられた『星の王子さま』の語りには、自然と涙がこぼれ…、最後は『エリザベート』での「私だけに」で大いに盛り上がり終了。

この模様をご覧になりたい方は、12月26日に東京會舘でもう一度開催されるとのことなので、チェックされたし。(こだま愛公式ブログ

終演後、打ち上げ会場を覗かせていただいたら、やはり元ジェンヌの未央一(ウル)さんが植田紳爾さんと紫苑ゆう(シメ)さんの物真似で爆笑を取っていたことだけ、付け加えておきます。 ちなみに、この日、シメさんはホテルオークラ神戸でディナーショーでした。 (私が宝塚から帰宅したら、妻が神戸から帰ってきたところでした。夫婦別々にタカラヅカ三昧)。

  ミミさんと念願のツーショット