2010.12.25 「X'masイブの晩餐」
そんなわけで、私は妻の手料理に舌鼓を打つことになりました。 午後8時、今年も彼女を作れず帰宅した高2の息子と、近所のクリスマス会で聖歌を歌い終えて戻ってきた中3の娘も加わり、我が家は久しぶりに4人(+1匹)一緒に食卓を囲みました。
トマトとにんにくのスパゲッティ、鶏の竜田揚げ、アボガド入りのサラダ、フランスパン、どれも私の好きなものばかり。 この具材はすべて妻が調達…ジャスコは便利や。 朝日放送の倉内ディレクターと番組の相方の角野さんから私の誕生日プレゼントに戴いた赤ワイン(Chateau Belair 2007,Saint-Emilion Grand Cru)の栓を抜き、乾杯。 あぁ、美味しいワイン…あ、もちろん妻の手料理も! 2人の子供はシャンメリーやお茶を飲みながらの食事です。
息子の「何でクリスマスにこんなご馳走をするんやろ」の問いかけに、私は「イエス・キリストの誕生日やねんで。 生後8日目のユダヤ教の儀式である割礼(カツレイ)の日が年始、つまり1月1日になったんや。 そやから、お正月を祝うのと同じ感覚やねん。 日本は昔は太陰太陽暦やったさかい、立春に近い新月の日が正月やってんけど、明治5年に西暦を使うことになってしもたんや」と、好きな暦の話を矢継ぎ早に喋りました。 すると、娘が「そんなことより、今日のMステ・スペシャルに福山が出るねん。 観ててもいい?」と訊くので、「あかん。 食事の時はテレビは消すのが、我が家のきまりやと言うてるやろ。 殆んど守ってないけど…。 大体、福山が出るのは最後に決まってる。 そやさかい、安心してご飯食べなさい。 まぁ、録画ボタンを押したらええがな」「もう、とっくに押してる」──、というような楽しい?会話が続き、私はそのうち酔っぱらって、いつのまにやら寝てましたf(^_^;