2011.02.06 「料亭<すぎ山>で落語会」
5日、長良川河畔の料亭「すぎ山」で、食事&落語会がありました。 「すぎ山」の美味しいお食事をゆったりとよばれた後で落語を味わうという、いわば贅沢な落語会です。 昼夜二回公演とも席はほぼ満員。感謝!
前座の團治郎に続いて、南光さんのお弟子さんのこごろう君がメッチャ盛り上げてくれたので、まことにスムーズに高座を勤めることができました(^ー^)
終演後、温泉に入った後、出演者三人と三味線の豊田公美子さん、それにお笑いマネージャーの吉川で酒宴が始まりました。 何と我々にも宮内庁御用達の鴨料理が振る舞われたのです。 感謝!感激!
この旅館の名物は、5月~8月に行われる鵜飼い鑑賞です。 目の前が長良川。 その対岸には金華山があり、山頂には織田信長が全国制覇の拠点とした岐阜城が聳えています。 「すぎ山」の女将さんが「是非、次は鵜飼いの季節にお越し下さい」と仰り、私が「はい」と返事をする前に、吉川が即答しました。
翌朝、「今日は出発時刻まで時間があるから、金華山に登れへん?」と訊いたところ、ごごろう・團治郎・豊田の三人は快諾。 お笑いマネージャーだけは「寒いし、部屋で丸くなっときまっさ」。
標高300mちょっとの金華山でも、ふもとから登るとなると大変。 幸いロープウェーが付いてたので、それで山上へ。 天守閣から濃尾平野を見下ろすと、斎藤道三、織田信長、池田輝政といった戦国武将の心境がひしひしと伝わってきました。 美濃を制する者が、天下を制す──。
山上は野鳥の宝庫。 メジロやシジュウカラなどが近くで飛び回っています。 傍にいたおじさんが「このピーナッツを手のひらに乗せて立ってたら、食べに来るよ」と教えて下さり、4人はそれに興じました。いやぁ、『商売根問』のウグイスを捕まえる心境がよく分かりましたf(^_^)
再びロープウェーで降りて、近くの伊奈波神社にお参りして、旅館に戻り、お笑いマネージャーと合流して大阪へ帰ったとさ。(但し、この金華山ロープウェーは7日からリニューアル工事のため、しばらく運行休止となるそうです。ぎりぎりセーフでしたf(^_^))
金華山への送迎はすべて「すぎ山」さんがして下さいました。感謝!感謝です!