2011.05.20 「桂三木男くんの会に出演」

またブログの更新が少し遠のきましたね…。 もちろん 『太平洋序曲』 のお稽古は連日かなりの量をこなしており、忙しい日々を送っているのですが、それに加えてここ数日、7月21日から新宿・紀伊國屋書店の画廊で始まる 「桂米朝展」 の準備、並びに同時期に岩波書店から出版される 『米朝・俳句集』 の準備に追われているもので、ついつい更新が後回しになってしまいました。 どうもすみませんf(^_^; ちなみに、米朝展関連についての詳細は米朝事務所のホームページをご参照下さいませ☆

 

そんな合間を縫って、18日には東京・新橋の内幸町ホールでの 「桂三木男独演会」 にゲストで呼ばれて、一席喋ってまいりました。 三木男くんと言えば、2001年に若くして他界した四代目桂三木助の甥っ子、すなわち三代目桂三木助の孫に当たります。 とは言え、まだ芸歴8年の若手。「お力を貸して下さい」 との彼の熱い依頼に、「よっしゃ」 と快く引き受けました。 思えば年を取ったものです。 後輩の会に出る機会がうんと増えました。 まだまだ気は若いのですが(^0_0^)

 

芝居のお稽古場を午後4時52分に出て、タクシーに乗り、横浜駅へ向かいます。 本町通りって案外走りにくいですね。 すぐ赤信号になってします(それだけ、歩行者は歩きやすいのかもしれませんが)。 でも、運転手さんががんばって下さり、午後5時12分発の快速に乗ることができました! で、午後5時35分に新橋駅に到着! いらち(せっかち)な私は大満足(^ー^)

 

さて、落語会が開演。 小朝お兄さまの愛弟子、春風亭ぽっぽちゃんが前座を勤め、三木男くんがネタ下ろしの 『花見の仇討』 を披露した後、私の出番。 私は 『太平洋序曲』 の稽古場風景や、三木助の名跡についての裏事情など、普段は言えない話を色々喋って、『替り目』 を演じて降りました。 その内容は当日のお客さんだけの秘密にしておいて下さいね☆ 中入後は、三木男くんが 『黄金餅』 を演じて、おひらき。

 

「すぐにまた横浜に戻って、執筆をしなければならないので、酒宴はまた改めて!」 と、再びJR東海道線で横浜に戻りました。 車内はすでに酒宴を終えた人が結構乗ってました(^ー^) でも、車内は関西より断然静かでしたf(^_^;

 

その翌日も稽古であっという間に終わりました。 今日も稽古です。 毎日楽しく汗を流しています。 色々とエピソードも生まれていますが、徐々にご紹介していきますね(^ー^) そうそう、ついに宮本亜門さんにも私が落語界の数々の失敗談の生みの親であることがバレたようです。 休憩中に 「もっと米團治さんのこと知りたい人はYou Tubeの動画サイト見て下さい。笑えますよ(^ー^)」 と、皆の前で発表されました。 一体、何が載ってんねやろ…見てみよ。 私は失敗したことも忘れてしまうタチなのでf(^_^)

 

今日は稽古の後、最終近くののぞみで帰阪し、明日は京都 (上七件歌舞練場)、明後日は熊本 (八千代座)と落語会が続きます。 その方面の皆様、よろしくお願い申し上げます!