2011.06.21 「一つ一つを大切に」
神奈川芸術劇場でのミュージカル『太平洋序曲』が開幕して、はや4日。 すでに5ステージが終わりました。 やはり回数を踏めば踏むほど、見えなかったところが見えてきます。 いつも思いますが、お芝居って毎回同じことを言ってるのに、毎回違うのが面白いですね。
ただ、この作品はミュージカル。 歌と台詞(セリフ)のバランスがホントに難しい。 しかも、私は狂言回し(ナレーター)。 自分の責任の重大さが日に日に増して来ています。 公演期間は約2週間。 18ステージです。 いわゆる普通の商業演劇なら 「もう、あと13回や」 となるわけですが、この舞台は違います。 一回一回が初日のようなのです。 19名の出演者がいろんな役に扮し、裏方さん(大道具、照明、音響、衣裳などなど)も含め、誰一人として欠けては成立しない舞台。 毎回、かなりの集中力が求められるのです。
今日は、休演日で私は大阪でのラジオの仕事で日帰りをしますが、この高揚感は無くさぬよう、次のステージも勤めます。
そうだ! 明日からは、毎回「これが千穐楽だ」と思って舞台を勤めよう☆☆☆