2011.06.22 「梅雨の晴れ間の横浜」
『太平洋序曲』、今日(22日)は学校の貸し切り公演でした。私立の女子校とあって、男性キャストはどことなくウキウキしていました。
いざ開演──。笑うべきところは大いに笑い、聴くべきところは静かに聴き入り、とても素直に鑑賞して下さり、有難いかぎり。ただ、前半は歌の終わりも含めてシーン毎の拍手が一度も無かったんです。もちろん我々舞台人がそれをお客さんに強要すること自体、不遜なことなのですが、役者をのせるための拍手を先生方からして下さったらなぁと、休憩時間に少し思っていました。
でも、後半、いろんな国の西洋人がやってきて歌い出す「プリーズ・ハロー」で大いに盛り上がり、客席から拍手が起こりました。これぞ素直な鑑賞態度や! その後もどんどん食いついて来て下さいました。
アンコールでは、やはり香山っちこと、主役の八嶋智人サンが大人気。花道側の女の子がどんどん手を差し伸べ、また彼がそれに応え、大盛り上がりで終わりました。女子中高生から明日への活力をいただき、楽屋を出ると、暮れなずむ前の横浜港はとても良い天気。思わず、私は山下公園を散歩して帰りました。明日も舞台を楽しみます。
そうそう、明日は楽屋入り前に、みなとみらいにあるFMヨコハマの生放送で喋ります。正午からの「THE BREEZE」に。神奈川県在住の方、どうぞよろしく(^ー^)