2011.07.10 「米團治・三平ふたり会 in 金沢」
林家三平くんとの二人会が初めて開催されました。大阪でもなく東京でもなく、金沢で! 新大阪9時16分発のサンダーバードに乗り、一路加賀の国へ──。北陸本線の車窓から見る田園風景には心安らぎます。今日はホントに緑が綺麗でした。
金沢駅からタクシーで数分──、北國新聞の赤羽ホールには、初の顔合わせを見るべく、大勢のお客さんが詰めかけて下さいました。前座が出る前に(すなわち緞帳が上がると同時に)二人揃って登場し、ご挨拶☆ いきなり、おやじネタで盛り上がりました。実は、先代三平師匠と米朝は同い年。どちらも大正14年生まれなのです。違うところは、生きてるか死んでるかということ。訊けば、来年が先代の33回忌なんだとか。「へぇ、早いなぁ」とお客さんとともに暫し感慨に耽ったあと、また親父のネタで笑いをとる二人f(^_^; そうこうするうちに、私と彼はひと回り違いの戌歳(イヌドシ)であることが分かり、いっそう近親感を持って高座をスタートさせることができました。
「ご挨拶」米團治&三平
『運廻し』佐ん吉
『青菜』米團治
『井戸の茶碗』三平
〈中入〉
『荒大名の茶の湯』三平
『蛸芝居』米團治
三平くんの高座は明るくて楽しくて、本当にお父様を彷彿とさせるようになってきました(^0_0^) 秋には国分佐智子さんとの結婚披露宴も控えており、その幸せオーラが会場いっぱいに広がったような二人会となりました。
一回り下の相棒へ……またどこかで二人会をしましょうね☆☆ 実は、血液型と星座も同じことが判明。 失敗談が多いところも似てるしね。
さて、帰りのサンダーバードに揺られている時、米朝が今夜の「宵々山コンサート」にふらっと顔を出す気になり、武庫之荘の家を出たとの情報が入ったため、急遽、私は京都駅で降りて、円山公園野外音楽堂に向かうことになりました。さて、どうなりますやら…。