2011.08.10 「残暑 蝉の声」

残暑お見舞い申し上げます。まだまだ熱気ムンムンの毎日が続いていますが、皆様いかがお過ごしですか?


私はこのところ毎朝、蝉(セミ)の声で目が覚めます。この暑さに蝉の騒音は何とも耳障りです。尤も、長年幼虫で過ごしてきた彼らにしてみたら、この一週間こそが陽の目をみる機会。子孫繁栄のため、思いっきり羽を打ち震わせる気持ちもよく分かります。でも、やっぱりやかましい。


そういや、ヴィヴァルディが『四季』の中で表した「夏」も蝉の喧騒のような旋律だったなぁ。


しかし、この喧騒もあと僅かで収まります。すると、どことなく寂しさが芽生えたりして…。実は、この様子を昨年、私の娘が短歌にして、契沖顕彰短歌大会で入選したのです。当時、中学三年だった娘がこしらえた短歌。親バカではございますが、「素直に歌えてるなぁ」と思うので、見てやって下さいf(^_^;



第8回 契沖顕彰短歌大会 生徒の部


今まではうるさい蝉の鳴き声がやんだらすこしさびしくなった



皆さん、がんばって猛暑を乗り切って下さい(^ー^)

 
抜け殻、まさに空蝉(ウツセミ)