2011.10.30 「東西の 噺家集い 秋深し」

「博多・天神落語まつり」の2日目の夜は凄く盛り上がりました。東西の噺家が博多のお店に一堂に会し、皆がうんと緩みました。出方だけに留まらず、お囃子や寄席文字、そして各プロダクションのマネージャーさんも一緒になっての宴となりました。

 

円楽兄さんの司会のもと、三枝会長の乾杯で開宴。普段あまり会わない人達とどんどん会話か弾んで行きました(^ー^) 東西交流がかなり進んだ時、今日出番が無かったはずの鶴瓶兄さんが店に入って来られました。明日の出番に向けて、前乗りされたんだとか…。

 

円楽さんが「東西対抗の歌合戦をしよう」と言い出し、西からは笑福亭松之助師匠の息子、明石家のんきがエルビス・プレスリーを歌うことになりました。ちなみに、二階の広間とは言え、お洒落な普通の料理屋です。カラオケ設備などありません。もちろん、マイクも無し。地声のアカペラ。でも、のんきは上手かった♪ 今なおリーゼントヘアを維持している彼はプレスリーの信奉者。流暢な英語でどんどん皆を乗せて行きます♪♪ いつしか鶴瓶さんと小遊三さんが踊りだし、まさにサタディナイトフィーバーとなりました♪♪♪ のんき曰く、「落語家になって初めて褒められた」。

 

対する江戸組は和モノで挑戦。歌と言えば、この人無しには語れません。落語協会副会長の柳亭市馬さんの登場です。朗々と十八番の『俵星玄蕃』を熱唱しました。すると、東西の林家二人、染丸さんと正雀さんが歌に合わせての当て振りを披露。たちまち温泉旅館の宴会場に早変わり。日付を跨ぎ、宴は和やかに続きました(^ー^)

 
今朝、林家たい平くんから届いた昨夜の写真。三枝会長、文珍兄さんとのスリーショット。


鶴光兄さんの話に興じる私。かなり出来上がっています(^ー^)

 

翌30日は「博多・天神落語まつり」の3日目、最終日です。私は今日は出番が無く、只今、のぞみで東京へ向かっています。明日、椿山荘で行われる三重塔落慶法要の記念パーティーの司会のために。ホントに東西南北、日本は近くなりました。博多の皆さん、まつりのフィナーレ、おきばりやす(^0_0^)

 
「博多・天神落語まつり」の出演者全員の名前が載っている手拭い。


寄席文字の橘右橘さん製作による「桂米團治」のストラップ。
10本いただいたら、すぐに伴男(吉川マネージャー)が「一本下さいね」と持って行きよった。