2011.11.01 「TORII寄席に初御目見えの噺家たち」
毎月1日に大阪・千日前のトリイホールで開催されているTORII寄席は、私がプロデュースさせていただいている関係で…すなわち、私のずぼらな性格のためにメンバーが偏りがちになる傾向がありました。しかし、11月1日(火)に開かれた第203回公演は、私と團治郎以外、初出演の人ばかりの登場と相成りました。露の五郎兵衛門下の露の新治さん、笑福亭笑瓶門下の笑福亭笑助くん、そして金原亭馬生門下で四世桂三木助の甥の桂三木男くんです。新治さんは江戸のネタを上方に置き換えて演じ、江戸っ子の三木男くんは上方のネタを江戸に置き換えて披露。まさに東西交流という感じでした。笑助くんはベタベタの関西人(八尾出身)ながら、東京在住ですしね(^0_0^)
『煮売屋』團治郎
『猿後家』三木男
『柳田格之進』新治
〈中入〉
『へっつい盗人』笑助
『三枚起請』米團治
温かいお客さんに包まれて、皆よく受けました。特に、新治さんの『柳田格之進』は緊張と緩和のバランスが心地よく、最後はぐいぐい引っ張られました。終演後は、ホールのすぐ下(3F)の「ワインとおばんざいの店」で楽しく過ごしました。ご来場の皆様、ありがとうございました(^ー^)