2011.11.03 「笑いで健康づくり」
11月3日の文化の日、私は大阪の御堂会館での催し、第31回 朝日健康ゼミナールに招かれました。「笑いは元気の元! ~笑いで健康づくり~」と題して、笑いを謂わば文化的に捉えた企画です。
まずは、日本笑い学会の北海道支部長でもあり、国立病院機構・函館病院の病院長でいらっしゃる伊藤一輔氏による講演があり、次にこの会の主催である救心製薬株式会社の映画が流れ、その後、向ますみさんの司会のもと、伊藤先生と「きゅーしん、救心♪」の研究開発部長の清水康晴さんと私によるパネルトークが行われました。私以外は噺家ではないけど、皆さん笑いを取るツボを心得ておられ、30分のトークタイムがあっという間に過ぎました。
一つ発見したのは、救心がスポンサーとなっているテレビ番組が二つあり、それが『笑点』と『新婚さんいらっしゃい』であったこと。どちらも落語家が起用されていて、どちらも長寿番組! 救心製薬は長きに渡って「笑いと健康」の因果関係を考えて来られたんですね。トークの中でもいろんな角度から「笑いが健康に一番だ」という話で盛り上がりました。
そして、そのあと私の落語を聴いていただいたものだから、皆さん笑う態勢が充分整っており、とてもやりやすかったです(^ー^) 『くしゃみ講釈』を演じて楽屋に戻ると、日本笑い学会の会長でもある関西大学人間健康学部教授の森下伸也先生が訪ねて来られました。今日はお客様として聞きにいらしてたんだとか…、関大には色々と面白い学部があり、また面白い先生が沢山おられますね。
しばし談笑した後、私は京都の南座へ急行。南光兄さんに還暦のお祝いを言うために…。午後2時から「桂南光還暦記念落語会」が行われており、最後の一席だけ聴くことができました。『ねずみ穴』の熱演に感動(^0_0^) 還暦おめでとうございます!
明日は私、大阪音楽大学の学生の前で一度だけの特別講義。がんばるぞ!