2011.12.30 「まもなくジルベスター・コンサートが始まります」
今年の大晦日も私は滋賀県のびわ湖ホールで過ごします。今や恒例になったジルベスター・コンサートの司会。 今年は日独交流150周年を記念して、ドイツ人の新進気鋭の指揮者、クレメンス・シュルトさんを招いて、ベートーヴェンや […]
2011.12.28 「繁昌亭でのお餅つき」
28日朝、天満天神繁昌亭で恒例の餅搗きが行われました。 上方の噺家が繁昌亭前に集結! 三枝会長の肝煎りで数年前から始まったこの行事、今年も、きん枝・八方のお兄さんを初めとする各理事が朝から繁昌亭の前に集合し、一言ず […]
2011.12.27 「権太呂寄席 in 京都」
毎年暮れに京都の蕎麦処「権太呂」岡崎店で開かれている権太呂寄席が、今年も27日に行われ、二回とも満員のお客様で賑わいました(^ー^) ①18時の部 『時うどん』吉の丞 『蛸芝居』米團治 ②19時半の部 『道具屋』 […]
2011.12.27 「揺れた一年」
今年も残すところ、あと僅か。一年を振り返ってみると、やはり今年は地震に振り回された年でしたね。未曾有の大災害──。1万5千人以上の犠牲者を出し、今なお3千人以上の方が行方不明となっている東日本大震災──。 地震学者た […]
2011.12.24 「メリークリスマス☆イブ」
24日(土)は大阪・千日前のトリイホールでの落語会でした。島之内寄席の中トリです。 世間はクリスマス・イブ。しかも、めっちゃ寒いし、果たしてお客さん来てくれはるんやろか…と不安を募らせていましたが、豈(アニ)図らんや、ぎ […]
「言いたい放談」<15>(2007年11月23日)
先週、沖縄に行ってきました。仕事で?いいえ。観光で?いえいえ、血液検査をするために。 場所は北中城村にある琉球温熱療法院。院長の屋比久勝子さんが「冷え」が万病のもとであることに気づき、全身を温めて自然治癒力を高めることが […]
桂小米朝の「新・私的国際学」<15>(2003年7月13日)
欧州連合(EU)の本部はブリュッセルにある。国連(UN)の常任理事国でもなければ、いわゆる経済大国でもないベルギーの首都がなぜ本部に選ばれるのか。それはベルギーが王国だからである。 「民主主義」が浸透している今日にあって […]
小米朝流「私的国際学」<15>(2001年4月14日)
財政構造改革が先か、財政出動が先か。リチャード・クー氏(野村総研)は「財政出動こそ景気回復に不可欠」と力説する。この意見には批判も多いが、彼がホワイトハウスでブッシュ大統領や側近のリンゼー氏と直接に話ができる人であること […]
2011.12.23 「☆☆天皇陛下、78歳のお誕生日☆☆」
23日(金)、天皇陛下が78歳の誕生日を迎えられました。心よりお慶び申し上げます。 産経新聞と読売新聞には、天皇皇后両陛下がこれまでの訪問先の記された日本地図を仲睦まじくご覧になる様子が、写真とともに第1面に掲載されてあ […]
2011.12.22 「桂米朝一門落語勉強会 in 尼崎」
21日(水)は尼崎市総合文化センター7Fで開かれている「桂米朝一門落語勉強会」に出演しました(^0_0^) この会は、京都・東山の安井神社金比羅宮での「桂米朝落語研究会」と並んで、古くから米朝一門のお稽古会として二ヶ […]
2011.12.20 「☆53回目の誕生日☆」
12月20日は私の誕生日。53歳になりました! 年齢だけは減ることなく、年々、加速的に増えて行くようですが、気だけは若い私ですf(^_^; 米朝事務所宛てにバースデーカードやプレゼントをお送り下さいました親愛なるファ […]
2011.12.19 「ゲスト出演かけもち」
18日(日)は、二つの落語会にゲストで招かれました(^0_0^) まずは昼間、神戸市立生田文化会館で開かれた雀々兄さんが企画する落語会「神撰寄席」に呼ばれました。 雀々さんと言えば、私より二才年下ながら、私より二 […]
2011.12.17 「ざこば兄貴のマフラー、無事帰還」
ざこば兄さんの大切なマフラー、無事に戻って来ました(^ー^) 聞くところによると、拾って下さった方がとても親切なお人で、きっちり駅員さんに届けて下さった上に「お礼なんて要りませんよ」と、仰ったそうです。「でも、それでは申 […]
2011.12.16 「繁昌亭は忠臣蔵特集」
14日は、南座の顔見世公演に京都滞在中の坂東橘太郎さん(16世市村羽左衛門丈のお弟子)達と、京都・先斗町で過ごしました。やはり歌舞伎役者さんは穴場をよくご存じで、隠れ家的なお店で楽しい酒盛りとなりました。『勧進帳』や『仮 […]
2011.12.15 「事始め~講演~上方落語協会忘年会」
13日(火)は事始め。芸事に従事する者は師匠に「今年一年ありがとうございました。来年もよろしくお願い致します」と、ご挨拶に行く日です。 事始めのご挨拶の時に飾る鏡餅。 今年は米朝一門は午後2時に集合となりましたが、 […]
2011.12.13 「宮古島紀行~シュノーケリングの写真~③」
マリンショップ「ゆうむつ」の皆さん、ありがとう!! 伊志嶺船長が見事に鰹を捌いて下さり、あぁ、美味しかった(^q^) 沖縄、最高☆☆☆
2011.12.13 「宮古島紀行~シュノーケリングの写真~②」
いよいよ大龍門にはいり、龍神さまとご対面。 再び、珊瑚の海を楽しみます。さまざまな熱帯魚に感動の連続! あぁ、楽しかった。大龍門、ありがとう! <続く>
2011.12.13 「宮古島紀行~シュノーケリングの写真~①」
伊良部島に渡ってシュノーケリングをした時の写真が届きました。 撮影者はマリンショップ「ゆうむつ」のよっちゃんこと、義幸くんです。 とても綺麗な海の様子をご覧下さい。 雨の予報の中、朝から虹が立ち、 […]
2011.12.11 「ざこば兄貴、マフラー紛失…でも、見つかる」
沖縄から戻ると、大阪はメッチャ寒かった。南国から一転、冬将軍の中、仕事が再開です。 10日(土)、11日(日)は朝日新聞主催の「桂米朝一門会」でした。 10日は富山県国際会議場にて。 『時うどん』ちょうば 『動物 […]
2011.12.09 「宮古島紀行 三日目」
8日、朝起きると、宮古島対岸、すなわち伊良部島の大龍門のあたりから、また虹が立っているではありませんか! 昨日に続けて、今日もまた。しかも今日は二本立ち出した! 朝から虹が(^ー^) また朝からテンションの上がった我 […]
「言いたい放談」<14>(2007年11月9日)
三笑亭夢之助さんが、島根県安来市の敬老会で舞台に手話通訳が立ったため、「気が散る」などと発言して通訳が客席に降ろされたことが話題となり、新聞に大きく取り上げられました。噺家の一人として一言・・・。もし私がその立場にあった […]
桂小米朝の「新・私的国際学」<14>(2003年7月6日)
昭和38年、能・狂言・歌舞伎・落語・漫才・喜劇など、上方芸能の若き精鋭たちがジャンルを越えて集うサークルを作った。その名も上方風流(かみがたぶり)。以来40年――。今や、人間国宝にまで成長された同人たちが久しぶりに一堂に […]
小米朝流「私的国際学」<14>(2001年4月7日)
ひょんなことから、今年度よりNHK教育テレビの『ドイツ語会話』に出演することになった。毎年4月になると、私は書店でいろんな外国語のテキストを買いあさり、「今年こそモノにするぞ」と意気込んだものである。いつも5月号で終わっ […]
2011.12.09 「宮古島紀行 二日目」
前夜、雨が降りしきるも、愛ちゃんは「これは龍神さまによる歓迎の雨。明日は大丈夫だと思います」と屈託なく話します。「そうやな。すべての事象に意味があるもんな」と、私。「でも、やっぱり心配や。今夜は眠れないかも」と言いながら […]
2011.12.08 「宮古島紀行 一日目」
12月6日、悪天候の中、那覇から宮古に向けて“条件便”が飛び立ちます。ドアが閉まった時、機長からのアナウンスが…。皆ドキドキして聞き入ります。「只今確認した情報によりますと、宮古空港は着陸できないような天候ではないとのこ […]
2011.12.07 「米團治の宮古島紀行」
おおた子に教えられ…。尤も、この二人は背負うたことも無ければ、今やとても背負えないほどの大男ですが…。弟子二人のブログを見て、私はようやくこの手の文章の書き方を認識した次第。隙間を空けねば、ならないのです ね。 これ […]
2011.12.04 「落語特別公演 in 宮崎 by 團治郎」
今回も師匠多忙につき、弟子が代筆を相勤めさせていただきます。 昨日ブログを書いた米輝に代わりまして、今日は、年上の弟弟子が出来て戸惑っている團治郎が担当します。 (彼のほうが4歳も年上なのに、僕が上に見られるのがたまに傷 […]
2011.12.03 「福井県おおい町の独演会 by 米輝」
はじめまして。 米團治の2番弟子、桂米輝と申します。 本日は師匠多忙につき、わたくしめがブログ執筆をまかされました。よろしくお付き合い願います。 本日は福井で師匠の独演会でした。朝から師匠のお車に道具を積み込み、團治郎兄 […]
2011.12.02 「動楽亭昼席に、14人…」
ざこば兄さんが席亭を勤める大阪・動物園前の動楽亭昼席──。今月の私の出番は、本日2日(金)だけです。しかもトリ。意気揚々と動楽亭に乗り込んだら、お客さんの数が14人…。このところ私の出る日は70人80人と、入場者数が多か […]
「言いたい放談」<13>(2007年10月26日)
郵便局が民営化されて1ヵ月。日本郵政グループのもとで4つに分社化され、職員の方々は息つく暇もないほど忙しい毎日を送って来られたことでしょう。民営化に反対していた私も、今は新しい郵便局に心からエールを送っています。350兆 […]
桂小米朝の「新・私的国際学」<13>(2003年6月29日)
私は路面電車のある街が好きだ。地に足がついてるって感じがしてね。函館、豊橋、岐阜、岡山、広島、松山、高知、長崎、熊本・・・。これらの地方都市は大都市よりも都会的だとさえ思ってしまう。 高度経済成長の余波で隅に追いやられた […]
小米朝流「私的国際学」<13>(2001年3月31日)
手前味噌をお許しあれ。本日、大阪府貝塚市のコスモシアターでおぺらくご〝こしあん取って!〟が上演される。落語とオペラの融合だ。 かねてより、モーツァルトの生まれ変わりと自認してきた私は、何とか彼のオペラの真髄をわかりやすく […]
2011.12.01 「立命館守山~TORII寄席」
早、12月ですね。1日(木)は立命館守山中学校高等学校のPTA主催による講演会がありました。この会の役員を務めておられる大岡さんという方が私の妻の友人であることから、ご縁をいただきました。保護者の皆様に向けての『国際人っ […]
2011.12.01 「人生の悲喜こもごも」
11月27日の夜、故・桂吉朝さんの奥様、上田恵子さんがお亡くなりになり、30日、お通夜がしめやかに執り行われました。恵子姉さんはいつも父、米朝のことを気にかけて下さり、しょっちゅう武庫之荘の米朝宅を訪ねて下さいました。と […]