2012.10.08 「落語専門情報誌『よせぴっ』が創刊6周年!」

連休最終日の8日(月・祝)、大阪・千日前のトリイホールで、落語専門の情報誌「よせぴっ」の創刊6周年を記念した落語会が開かれました。


落語会の情報を網羅した雑誌は、東京には昔から「東京かわら版」があり、現在も毎月発行中(だんだん分厚くなってきています)。しかし、大阪にはずっと前は「プレイガイドジャーナル」や「Lマガジン」などがありましたが、すべて絶えて久しくなっておりました。そこで、元「Lマガジン」の編集をしていた日高美恵さんと、イラストレーターの中西らつ子さんが「情報誌を作ろう」と思い立ったのが6年前のこと。以来、毎月発行され続け、落語ファンのみならず、落語家にも愛読され、今日に至っています(^ー^)


「まさかこんなに続くとは思いませんでした」とは日高さんの弁。というのも、この冊子はフリーペーパー(無料)なのです。財源は広告収入とサポーターの年間1000円の会費のみ。


「よせぴっ」を置いていただいている場所は、紙面に書かれているのですが、一番人通りの多い梅田駅周辺には全然設置されていないのです。そのことを座談の時に指摘すると、「全くおカネにならないことなので、なかなかこちらからご協力をお願いしづらいのです」とのこと。「阪急梅田駅構内か、紀伊國屋書店あたりに置けたらいいのにね」と、私はまた無責任に発言してしまいました。どうもすみません(^o^ゞ でも、もしご協力いただけるお店がおありなら、「よせぴっ」事務局(yoseppi2525@gmail.com)までご一報をお願い致します☆☆☆


落語会は落語ファンや「よせぴっ」愛好家が沢山詰めかけ、賑々しく繰り広げられました。


[昼の部]

「座談」市川寿憲・鳥居学・桂米團治・日高美恵

『デブのお肉に恋してる』三金

『月宮殿星都』九雀

   〈中入〉

『笠碁』生喬

『くしゃみ講釈』米團治


[夜の部]

「座談」小佐田定雄・市川寿憲・桂雀三郎・中西らつ子

『豊竹屋』かい枝

『日本の奇祭』小春團治

   〈中入〉

『兵庫船』南天

『口入屋』雀三郎


ご来場ありがとうございました(^人^)

 
本日のお客様だけへのサービスの一冊「保存版・プチよせぴっ」



司会をして下さった朝日放送制作部の市川寿憲さんと私が、「よせぴっ」編集長の日高美恵さんを囲んで(^0_0^)