2012.12.09 「美濃加茂市は宝くじで有名な街だった」

8日(土)は東海勤労者互助会の皆様へ落語をお届けするべく、岐阜県美濃加茂市に行きました。

 

今回は名鉄ではなく、JR乗り継ぎです。名古屋まで新幹線。そこから岐阜経由で高山本線を走る特急「ひだ」に乗り換え、美濃太田駅で下車。タクシーで美濃加茂市文化会館へ到着。

 

寒い日にも拘わらず、会場は大勢のお客様の熱気に満ち溢れておりました(^ー^)

 

『狸の賽』團治郎

『掛取り』米團治

   〈中入〉

『子は鎹』米團治

 

ご来場まことにありがとうございました(^人^)

 

終演後、美濃太田駅までのタクシーの中で、運転手さんが「美濃加茂市の観光名所は日本昭和村ぐらいかなぁ。今は景気が冷え込んでて、一番の繁華街である太田駅前もご覧の通りの閑古鳥ですよ。そんな中、唯一景気が良いのがあそこ!」と指を差した場所は、何と宝くじ屋さん。

 

以前は「タバコの平井」という、いわゆる街の小さな煙草屋だったそうですが、宝くじを売り出したところ、立て続けに1等や2等が出たために、評判が評判を呼び、今では「宝くじの平井」になったんだそうです(^0_0^)

 

 

言われてみると、なるほど周りは閑散としているのに、ここだけはひっきりなしにお客さんがやって来ています。遠くからクルマで買いに来る人もかなりおられるんだとか…。

 

話を聞いた手前もあり、私も御利益にあずかろうと、少し買わせていただきました(^ー^)

 
宝くじは丁寧に大入袋に包んでいただき、「当たりマスク」という景品と一緒に渡されましたf(^_^; 当たりますように☆☆☆

 

 

と、その時突然、小雪が舞い出しました。列車の出発時刻まではまだだいぶ間があるので、どこかでお茶でもしようと思ったんですが、美濃太田の駅前周辺には喫茶店が全然見当たらず、ビジネスホテルの喫茶も営業していなかったので、私は駅の構内で「美濃加茂市案内図」を眺めることにしました。

 

すると、円空仏が至るところにあることを発見! そうか、美濃国は円空上人の生誕の地やったんや。先日、奈良県天川村の栃尾観音堂で出会った円空仏を思い出しました(^ー^) あ、歴史学者の津田左右吉博士の出生地も記されている!

 

結構、美濃加茂って観るとこあるやん…。また改めて、ゆっくり来ようっと(^0_0^)