2012.03.31 「ホテルプラザ、解体工事始まる」
年度がわり──、放送局も番組の変更や人事の移動など、新旧の入れ替わりで“生まれるもの”と“無くなるもの”の悲喜こもごもの場面があちこちで見られますが、この春、建物が一つ消えます。朝日放送が長年に渡って経営していたホテルプ […]
「言いたい放談」<21>(2008年3月28日)
桜花爛漫――。このところ大阪より東京のほうが早く開花するのが不思議ですね。三年前の春、上野公園に立ち寄った時のこと。大阪はまだつぼみだったのに、東京は満開。左右から伸びる枝が幾重にもつらなり、舞うがごとくの桜の帯に、私は […]
桂小米朝の「新・私的国際学」<21>(2003年8月31日)
劇団四季のミュージカル『美女と野獣』を見てきた。実は、8年前に東京と大阪で行われた日本初公演にも足を運んでいる。そのときは4回観た。ディズニーのアニメがそのまま具現化された舞台美術と、アニメ以上に夢々しい音楽に魅了された […]
小米朝流「私的国際学」<21>(2001年5月26日)
JR難波駅前の大阪シティエアターミナル(OCAT=オーキャット)は、関空までシャトルバスでつなぐ大阪ミナミの新名所として人気を博すはずだったが、開業以来ずっと赤字にあえいでいる。このビルを管理しているのは㈱湊町開発センタ […]
2012.03.30 「ミナミ花舞台 特別公演」
29日(木)、大阪・日本橋の国立文楽劇場で開かれた第29回ミナミ花舞台は、このシリーズに登場した噺家が全員出演するという豪華な顔ぶれとなりました! しかも、私は、小米朝の時代から「ミナミ花舞台」との関わりが一番深かっ […]
2012.03.29 「三輪そうめんは、喉ごし爽やか」
29日(木)発売の『週刊新潮』「私のお気に入り・奈良編」では、三輪そうめんを取材した時の模様が載っています。 三輪そうめんは、“揖保の糸”に代表される播州の素麺と並んで、有名ブランドの一つです。したがって、奈良県桜井 […]
2012.03.28 「宮古の旅、三日目──和らぎ溢れる快晴の来間島」
最終日は宮古島の南に隣接する来間(クリマ)島へ行きました。 実は、初日に出会った「石庭」のおじいさん(新城定吉さん)の本に、「来間島に井戸から吹き出るエネルギーを感じることができる場所があり、そこはティダガマと呼ばれ […]
2012.03.27 「宮古の旅、二日目──伊良部島で導かれるままに」
今日は伊良部島に渡り、マリンショップ『ゆうむつ』の船長、伊志嶺伸悟さんの案内による“おまかせツアー”です。 実は前日、伸悟さんから電話が入り、「このところずっと天気が悪くて、明日は無理かもしれません」と。確かに降水確率も […]
2012.03.26 「宮古の旅、一日目──宮古島の石庭」
関空~那覇~宮古のルートで宮古空港についた明神さん一家と私。何はともあれ、レンタカー屋のお兄さんに訊いたお食事処『金吾』で腹ごしらえ。ソーキそばと島らっきょの天ぷら──、実に美味しかった(^q^) 昼食を済ませた我々は、 […]
2012.03.25 「二度目の宮古島への旅」
実は私、先週、またも宮古島へ行ってきました! 昨年12月、明神さん親子に誘われ、宮古島を旅してからまだ4ヶ月も経たぬうちに、再びこの地を訪れることとなりました。 実は、前回の旅行から帰って来てすぐ、娘の愛ちゃんが頻 […]
2012.03.24 「堺のジョイフル寄席に久しぶりに出演!」
24日(土)は泉州・堺の「ジョイフル寄席」に出演しました。ここは堺市堺区一条通にあるジョイフル1という建物で行われている落語会で、60人で満員となる典型的な地域寄席です。平成5年に始まり、年に2~3回開催されており、来年 […]
2012.03.23 「飛鳥坐神社は夫婦和合の守り神」
22日(木)発売の「週刊新潮」の『とっておき、私の奈良』では、飛鳥坐神社を取材した様子が掲載されています。 奈良県高市郡明日香村飛鳥字神奈備708番地に位置する飛鳥坐神社(アスカニイマスジンジャ)──主祭神は事代主神 […]
2012.03.21 「我が家は全員〝甘党〟です」
「ひんぎゃ塩270塩羊羮」という名の羊羮が手回りました。訊けば、八丈島諸島の青ヶ島という所の名物らしい。調べてみると──、 「ひんぎゃ」とは小笠原諸島の八丈島の南に位置する青ヶ島の方言で、火山の蒸気が地表に […]
2012.03.19 「お寺での落語会を掛け持ち」
18日(日)は落語会で大阪市内の二つのお寺を回りました。初めが曽根崎の法清寺(かしく寺)、次が谷町の本長寺──。たまたまどちらも日蓮宗だったというのは何かのご縁かな? 法清寺は酒乱により処刑された遊女かしくを供養し、 […]
2012.03.18 「将棋『次の一手』の回答、ありがとうございました」
動楽亭楽屋での将棋対局──佐ん吉との指し掛けの図(3月13日付)に対し、ある将棋ファンの方から回答をいただきました(^0_0^) その方によると、最善手は「3二と」だそうです。メッセージ本文は次の通り。 「米團治さんが将 […]
2012.03.17 「今、消費税率引き上げはアカンでしょ」
こんなに景気が悪くて、デフレが続いている時に、消費税率を引き上げる理由が私には分かりません。 あの日銀ですら、(たとえイギリスを助けるためであるにせよ)物価を上昇させる方向に日本経済を誘導すると言ったのです。 今、消 […]
2012.03.16 「米朝一門会 in 橿原」
16日(金)、奈良県橿原市のかしはら万葉ホールにて、朝日新聞主催による「米朝一門会」が開かれました。 今月は何かと奈良づいている米團治です(^ー^) かしはら万葉ホールはクラシックの演奏会にピッタリの設計なのです […]
2012.03.15 「週刊文春にも登場」
15日(木)、「週刊新潮」に私の旅紀行が掲載された同じ日に、実は「週刊文春」にも私の記事が載りました。 「新潮」と「文春」はどちらも週刊誌の“老舗”です。その両方に同じ日に同時に載るなんて何たる光栄(^0_0^) しか […]
2012.03.15 「週刊新潮は只今発売中です」
私、本日発売の「週刊新潮」に載っています。いえいえ、スキャンダルではありません。『とっておき 私の奈良』というページに4週に渡って登場するのです(^0_0^) 週刊新潮と言えば、昔はテレビコマーシャルで有名でした。郷 […]
2012.03.13 「上方落語協会に将棋部誕生!」
12日(月)の上方落語協会総会では、2年に一度の会長選挙が行われました。 朝から晩まで噺家の出入りが絶えることの無い天満天神繁昌亭。もちろん、お客さんも絶えることがありません(^ー^) 朝から上方落語協会員は繁昌亭に行 […]
2012.03.12 「米朝一門会 in 加西」
11日(日)は兵庫県加西市での「米朝一門会」でした。ざこば・南光のご両人はご自分のクルマで会場入り。塩鯛さんと私はそれぞれのクルマに若手メンバー・三味線奏者・マネージャーを乗せて、二台連ねて加西に向かいました(^0_0^ […]
2012.03.11 「震災1周年」
あれから、1年──。東日本大震災の爪痕は未だ消えることなく、そのままになっている所が数多く見受けられます。 震災の当初は「まだ3日目…、まだ1週間…」と、時の経つのが遅く感じられましたが、過ぎてしまえば「はや1年か」 […]
2012.03.10 「動楽亭昼席~繁昌亭夜席」
毎月1~10日はざこば兄さんが席亭を勤める動楽亭に米朝一門が出演します。(11~20日は色んな一門の噺家が登場)。今月の私の出番は8日と9日でした。8日は『茶漬間男』、9日は『猫の忠信』を口演。 我々にとっての寄席の […]
2012.03.09 「信貴山参拝」
生まれて初めて信貴山に登りました。生駒山系の南端に位置する信貴山──、関西に住んでいながら、これまで一度もここへ行く機会を持たずに過ごして来ました。 お誘い下さったのは、神社仏閣参拝仲間の明神さん。昨年12月、ともに […]
2012.03.08 「花粉症には花粉が効くよ」
「ようやく温かくなった」とホッとしたのも束の間、花粉症に悩まされている方が多いのではないでしょうか。 病院で薬を処方してもらうのもいいですが、所詮、対処療法です。体質改善には繋がりませんし、強い薬は副作用に気をつけな […]
2012.03.07 「親子、水入らず」
私の父もカレー好き(^ー^) 朝日放送の仕事を終え、帰宅後、カレーをガッツリ食(ショク)してはりました(^q^) 加齢なる一族。 寿司ならトロ、肉なら牛フィレが大好物。とても米寿を迎える人には思えません。味覚は今 […]
2012.03.05 「よく行くカレー専門店」
私はとってもカレー好き(^ー^) おそらく毎日カレーでも飽きないと思います。実際、三日に上げず色々なカレーハウスに行ってるし、「麺類が食べたい」と思ってうどん屋に入っても、そこにカレーうどんがあれば、ついつい注文してしま […]
2012.03.04 「米朝一門会 in 亀岡」
4日(日)は京都府亀岡市の亀岡会館での米朝一門会に出演。 亀岡と言えば、昔は亀山城のもとで栄えた城下町。今も田園風景が目にやさしく映ります。保津川下りの出発点としても有名。そして何より、あの出雲大神宮がある所です(詳 […]
2012.03.03 「ざこば・南光・米團治三人会 in 鳴尾」
3日(土)は西宮市立なるお文化ホールで「ざこば・南光・米團治三人会」がありました。 鳴尾の一門会に出してもらったのは初めて。意気揚々と乗り込むと、学校の中に入って行くではありませんか!? なんと、このホールは西宮東高 […]
2012.03.02 「福笑・米團治ふたり会、満員御礼」
1日(木)のTORII寄席は初めての「福笑・米團治二人会」でした。 笑福亭福笑兄さんと私は芸風が正反対。育った環境も正反対。会場は異色の顔合わせに期待するお客様で一杯になりました(^0_0^) 『煮売屋』米輝 『 […]
「言いたい放談」<20>(2008年2月15日)
「新宿村」ってご存知ですか。芝居の稽古に使ったり、写真の撮影に使える大小42もの部屋を有する創造空間なのです。 芝居の稽古には多くの時間を要します。でも、経費はかけたくない。そこで皆、必死になって安い稽古場を探すのです。 […]
桂小米朝の「新・私的国際学」<20>(2003年8月24日)
新幹線の自由席に乗るたび思う。自由って何やろと・・・。自由席と言いながら禁煙席が増えてゆき、若い女性の隣にオッサンが座ると嫌がられ、混雑すると「自由席のお客様!ご協力を」と放送される。 ちなみに、自由席を英語で言うと、N […]
小米朝流「私的国際学」<20>(2001年5月19日)
今、ISO(国際標準機構)の取得に向けて、さまざまな企業が新しい環境管理システムを打ち出している。そのひとつに「無洗米」がある。 コメの研ぎ汁が湖沼の富栄養化(赤潮)につながることから、無洗米が開発された。コメの品種は何 […]