2012.12.30 《「ジルベスター・コンサート」のお稽古、順調!》
年末の恒例行事となった、びわ湖ホールでのジルベスター・コンサート──。只今、稽古の真っ最中です。 今年の指揮者はイタリア人、36歳の鬼才、ヤデル・ビニャミーニさん! やはりイタリア人は関西人と似ています。日常会話はま […]
2012.12.29 《上方落語協会の総会&忘年会》
今年も残すところ、あと僅か。皆さん、いかがお過ごしでしょうか? 私は毎年恒例の年末の行事に勤(イソ)しんでおります(^0_0^) 27日(木)は京都・岡崎の蕎麦処「権太呂」での落語会“権太呂寄席”でした。 […]
桂小米朝の「新・私的国際学」<35>(2004年1月4日)
平成15年の大みそか――、私はテレビの前にくぎ付けになっていた。〝紅白〟でもなければ、〝レコ大〟でもない。テレビ朝日の『ビートたけしの世界はこうしてダマされた!?』という番組にである。 特に、「アポロの月面着陸はヤラセ映 […]
小米朝流「私的国際学」<35>(2001年9月22日)
やったね、大阪近鉄バッファローズ。リーグ優勝おめでとう!梨田さい配が見事に開花。明るく楽しく、日本一を目指してね。 でも、猛牛熱の裏側で、狂牛病がほざいている。国産牛を食べるのを控える人まで出始めた。あのねぇ、ちょっと冷 […]
2012.12.27 《私の健康法 Part2》
今年は芸能界の先輩の訃報が相次ぎました。死因の殆んどが癌、もしくは癌の転移によるもの。医学が進めば進むほど、癌患者って増えて行くんですね…。 ひと昔前までは、日の丸弁当に代表されるように、駅弁などはご飯 […]
2012.12.26 《弟子の米輝は、クリスマスが誕生日☆》
弟子の米輝は12月25日が誕生日なのです。イエス・キリストとは似ても似つかぬ顔立ちの彼が“聖夜”の生まれとは…いや、ひょっとしたら実際のイエスはこんな顔だったかもしれませんf(^_^; 去年はフットサルの練習場で […]
2012.12.25 《X'masにクラシック鑑賞》
☆Merry Christmas☆ 忙中閑有り。年末の連休にクラシック音楽を二日間連続で聴きました♪ 場所は大阪・大淀南のザ・シンフォニーホール。 23日(日・祝)は「藤岡幸夫のクリスマス・ファンタジー」。サッチ […]
2012.12.22 《弟子からの誕生日プレゼント》
今年もあちこちからバースデー・プレゼントを頂戴しました。ありがとうございました! 心より御礼申し上げます(^人^) 実は、私の弟子からも誕生日のプレゼントをもらいました。 三人三様、それぞれ考えて選んでくれたよう […]
2012.12.21 《☆54歳になりました☆》
12月20日(木)、54回の誕生日を迎えることができました(^ー^) 沢山のお祝いメール、ありがとうございました(^人^) 私は今週、天満天神繁昌亭に出演中。繁昌亭の楽屋に入ると、私の化粧前に夥しい数のコーラ […]
2012.12.19 「繁昌亭、連日繁昌してます」
寒い日が続いていますが、皆さんお元気ですか? 今週、私は天満天神繁昌亭でトリを勤めています(^0_0^) 前座から順に、弥太郎~阿か枝~春雨~小二三~円笑~鶴二で中入り、団四郎~慎悟~染弥~米團治です。バラエ […]
2012.12.18 「フェラーリと古代の銅鏡“美の競演”」
16日(日)は大阪・西成の動楽亭で一席しゃべった後、京都に向かいました。 京都国立博物館で「フェラーリと古代の銅鏡“美の競演”」という摩可不思議な展覧会を見た後、向かいのハイアット・リージェンシー京都で開かれた […]
2012.12.17 「景風会クリスマスパーティーで、私がピアノ伴奏することに…♪」
14日(土)の夜は、宝塚ホテルで書家の片岡紫江さんが主宰する景風会のクリスマスパーティーに伺いました(^0_0^) 片岡先生は私が噺家になった時からずっと応援して下さっていて、私も景風会のクリスマスパーティーにはほぼ […]
2012.12.16 「京都府南山城村での『初心者のための落語会』」
15日(土)、京都府南山城村のやまなみホールで開かれた「初心者のための落語会」に出演しました。 南山城村は京都とは言えども、滋賀県や三重県との境に位置する所。京都府唯一の村! お茶の産地としても有名です。 […]
2012.12.15 「東京日帰り~京都へ寄り道」
14日(金)は小沢昭一さんのお通夜に米朝の名代(ミョウダイ)として出席しました。 お昼前の新幹線で新大阪を出発。この日は清々しい晴天に恵まれ、のぞみの車窓からは次々と綺麗な景色を堪能。 近江の伊吹山。 遠江の浜名湖。 […]
2012.12.14 「事始め──、米朝一門が武庫之荘に集結!」
12月13日は“事始め”でした。芸事に携わる者が師匠の家を訪れ、「ことし一年ありがとうございました。来年もよろしくお願いします」と、ご挨拶する日です(^0_0^) お正月は舞台人は結構忙しいので、いつしか年末に集まる […]
2012.12.12 「お箸取りの儀が結婚披露宴で披露」
先日、私は久しぶりに結婚披露宴の司会をしました。若い頃はよく頼まれて、できる限り応じてきたのですが、披露宴は新郎新婦にとっては一生に一回のこと。まぁ、なかには二回三回する人もありますが…、大抵は一生に一度の大イベントです […]
2012.12.12 「しもた、一秒遅れた!」
大阪市内は冬晴れの日が続いていますが、全国的には日本海側を中心に大雪の所が多くなっているようですね。皆さん、お身体ご自愛下さい☆ ところで、私は数字合わせで験(ゲン)を担ぐのが好き! たまたま見た時計が12時 […]
2012.12.10 「小沢昭一さん、逝去」
10日(月)は、大阪・西成の動楽亭昼席の出番でした。今日はお客様は少なめでしたが、陽気な方が多かったため、いい雰囲気で進みました(^ー^) 『つる』團治郎 『粗忽の釘』雀太 『権助魚』雀喜 『鹿政談』米團治 […]
2012.12.09 「美濃加茂市は宝くじで有名な街だった」
8日(土)は東海勤労者互助会の皆様へ落語をお届けするべく、岐阜県美濃加茂市に行きました。 今回は名鉄ではなく、JR乗り継ぎです。名古屋まで新幹線。そこから岐阜経由で高山本線を走る特急「ひだ」に乗り換え、美濃太田駅で下 […]
2012.12.08 「師走──、忘年会シーズンの到来」
7日(金)は私、大阪・西成にある動楽亭の昼席で、トリを勤めました。 ざこば兄さんが席亭となっている動楽亭。毎月1~10日は米朝一門が、11~20日は一門を越えてさまざまな噺家が6人ずつ日替わりで出演する昼席。 […]
2012.12.07 「勘三郎さん、逝去」
5日(水)、中村勘三郎さんの訃報に愕然としました。 3歳で舞台を踏まれて以来、八面六臂の活躍をして来られた中村屋──。 私も数々の舞台を拝見し、その都度、自分自身にパワーを注入させていただいてまいりました。 さまざまな古 […]
2012.12.05 「宗像紀行、二日目」
翌朝は中津宮へ渡ります。宗像市神湊(コウノミナト)からフェリーに乗って、20分ほどで筑前大島に到着。 港には宗像大社中津宮の権禰宜、長友さんが我々一行を出迎えて下さいました。そして、可愛いキティー号(内装をキティ […]
2012.12.05 「宗像紀行、一日目」
お待たせしました。先月末に訪れた宗像への旅のあれこれです! 11月29~30日の宗像行きは、太古の昔にタイムスリップしたような二日間となりました(^ー^) 宗像三女神が祭られている宗像大社 […]
2012.12.04 「大阪さばのゆ温泉!?」
3日(月)は、大阪市福島区福島2-9-10にあるフリースペース「大阪さばのゆ湯温泉」で落語を一席。 ここは銭湯ではありません。壁際に本棚が並べてある畳12帖ほどの和室です。ぎっしり詰めても25人入れるかどうかという空 […]
2012.12.02 「『ざこば・米團治二人会』in 東近江」
2日(日)は滋賀県東近江市にあるクレフィール湖東で「ざこば・米團治二人会」がありました。 昼夜公演。二回とも満員の盛況ぶり(^0_0^) [昼の部] 『時うどん』小鯛 『桃太郎』米團治 『文七元結』ざこば [夜の部] 『 […]
2012.12.02 「TORII寄席で上方落語協会の歌を熱唱♪」
師走1日(土)のTORII寄席も大いに盛り上がりました(^0_0^) 『小咄三題』慶治朗 『豊竹屋』染雀 『野ざらし』坊枝 『火焔太鼓』岐代松 〈中入〉 『アタックNo.1』あやめ 『掛取り』米團治 合唱「エブ […]
2012.12.01 「『武春まつり』にゲスト出演」
30日(金)は大阪・道頓堀のZAZA―HOUSEで開かれた「芸歴31周年記念 道頓堀・武春まつり」にゲスト出演しました。 毎回斬新な演出で浪曲界に旋風を巻き起こしてきた国本武春さんの芸歴31周年記念のイベントに招かれ […]
「言いたい放談」<34>(2009年2月27日)
「かんぽの宿」の一括売却問題が露呈しました。79施設の固定資産評価額は856億円であったのに、日本郵政の簿価が123億円とされ、オリックス不動産に109億円で売却されかけたのです。一旦は白紙撤回されましたが、すでに仲介手 […]
桂小米朝の「新・私的国際学」<34>(2003年12月28日)
最近、結構披露宴などで万歳をする姿がめっきり減った。昔は、駅のホームでもよく見かけたものだが・・・。 欧米人には万歳の光景が奇異に映るらしい。そりゃそうだ。両手を挙げて直立しているさまは、彼らには強盗にピストルを突きつけ […]
小米朝流「私的国際学」<34>(2001年9月15日)
まるで映画を見ているようだった。米国での同時多発テロ――ニューヨークの摩天楼に旅客機が突っ込み、世界貿易センタービルが炎上、倒壊した。映画と違ったのは、セットではなく、本物だったこと。被害者のご家族の心痛はいかばかりか。 […]
2012.11.30 「宗像大社での落語会、大成功☆☆☆感謝、感謝☆☆☆」
29日(木)、宗像大社清明殿で開催された「宗像で桂米團治を聴く会」は大いに盛り上がりました(^ー^) 宗像市在住の友人、荒井かおり女史に「僕まだ宗像大社に行ったことないねん。いつかお参りしたい!」と発した私の一言 […]
2012.11.29 「『エリザベート スペシャル・ガラ・コンサート』に感動!」
28日(水)、大阪・茶屋町の梅田芸術劇場メインホールで行われている「エリザベート スペシャル・ガラ・コンサート」を観ました(^0_0^) 「エリザベート」と言えば、ミヒャエル・クンツェ脚本、シルベスター・リーヴァイ作 […]
2012.11.27 「『辰巳琢郎のワイン番組』に出演」
26日(月)、BSフジで放送されている「辰巳琢郎のワイン番組」の収録のため、東京に行きました。 辰巳琢郎さんと言えば、クイズ王でも知られている博学の俳優です。背が高くてハンサムで、しかも、かなりのワイン通。日本ソムリ […]
2012.11.26 「松竹新喜劇を観劇──ざこば兄さん、熱演!」
25日(日)は大阪・道頓堀の松竹座で「松竹新喜劇」を観に行きました。『鼓』と『駕籠や捕物帳』の二本立て。どちらも舘直志(タテ・ナオシ)の作品です。舘直志とは、今の渋谷天外さんのお父さん(初代渋谷天外)のペンネームです […]
2012.11.25 「研鑽の会──ネタおろしは大変や」
24日(土)は、大阪・西成の動楽亭での「米團治─研鑽の会」でした。 この日は二席ともネタおろし。前座を勤める弟子のほうが口慣れているのが、少々忸怩たる思いに駆られるところですf(^_^; 『東の旅・発端』慶治 […]
2012.11.24 「桂米朝一門会 in 岡山」
23日(金・祝)は、岡山市民会館での朝日新聞社主催の「桂米朝一門会」に参加しました。 年に一度の恒例行事となった落語会。今回も陽気なお客様に迎えられ、華やかに演じることができました(^ー^) 『犬の目』吉の丞 『 […]
2012.11.23 「戦国スペクタクルロマン『永遠の桜』に感動!」
22日(木)は、大阪・御堂会館大ホールで行われたお芝居を観に行きました。 はやみ甲“作・演出”による『永遠の桜』。瀬戸内美八・高汐巴・洋あおい・えまおゆう・こだま愛・未央一…といった元タカラヅカやOSKのトップスター […]
2012.11.22 「落語会のお知らせ」
急遽、福岡県宗像市の宗像大社で落語会をすることになりました。 実は私、神社巡りが大好きであるのに、これまで一度も宗像大社に行ったことがなかったのです。市杵島姫が大好きであったにも拘わらず…。 で、昔からの友人であ […]
2012.11.21 「“美しいキモノ”を持って札幌へ」
20日(月)、「三枝改め、六代 桂文枝襲名披露公演」で札幌にまいりました。 東海道の次は北海道f(^_^; 午後4時半、新千歳空港に着いた時は、辺りはもう真っ暗。晩秋の北海道は日が暮れるのがホントに早い。やはり、 […]
2012.11.20 「東海道松竹落語会──、京都でめでたく上がり」
20日(月)、「東海道松竹落語会」がめでたく京都へゴールイン(^o^)/ お江戸日本橋から始まった正蔵・花緑・米團治の三人旅──、フィニッシュは京都の南座でした。この日は、ざこば兄さんがゲストに加わって下さり、大きな […]
2012.11.19 「東海道松竹落語会 in 扶桑」
18日(日)、林家正蔵・柳家花緑・桂米團治の三人が東海道を旅しながら落語を演じる「東海道松竹落語会」も佳境に入りました。今日は愛知県丹羽郡扶桑町の扶桑文化会館での公演です。 考えたら、ここは街道筋からはえらく離れてい […]
2012.11.18 「第4回 三木ふれあい寄席」
17日(土)は兵庫県三木市志染町のコープこうべ協同学苑で開かれた「三木ふれあい寄席」に出演しました。 この催しは年に2度、春駒兄さんがお世話されている落語会で、これが4回目。朝からの雨にも拘わらず、沢山のお客様が […]
2012.11.17 「アノニマス・ライフ=名を明かさない生命」
16日(金)の富士山は最高に綺麗かった(^ー^) のぞみの車窓から──。今は富士山が一番美しく見える時期だそうですね。 今回、東京に行ったのは、“米朝アンドロイド”の調整のため。実は、17日(土)から西新宿の […]
2012.11.16 「桂米團治独演会 in ミナミ」
14~15日の二日間、大阪新音主催による「桂米團治独演会」が開催されました。場所は心斎橋大丸劇場──大阪ミナミのド真ん中。 このシリーズは毎回、膝代わり(助演)に色物を入れているんですが、今回は朝太郎兄さんの手品をお […]
2012.11.16 「東西新世代名人会 in 松山」
13日(火)、愛媛県の松山市総合コミュニティーセンターにて「東西新世代名人会」が開かれました。 柳家喬太郎、柳家三三、桂吉弥、そして私の4人がタッグを組んで一席ずつ喋る競演会。 実はこの日、松山市内は急な嵐に見舞 […]
2012.11.13 「燃ゆる秋──奈良県の山あいを満喫、Part 2」
翌朝、午前9時半に旅館を出発(^0_0^) 清々しい洞川温泉郷の朝。 久保治旅館の皆さん、ありがとう! さて、この日のメインテーマは川上村にある丹生川上神社上社(ニウ・カワカミジンジャ・カミシャ)への参拝です。 でも、 […]
2012.11.13 「燃ゆる秋──奈良県の山あいを満喫、Part 1」
紅葉の季節の到来。京都や奈良の市内は観光客で一杯であるため、美しいには違いないけれど、なかなか心休まる思いには至りません。 そんな時──、奈良県の山間部が穴場でお薦め(^0_0^) 先日訪れた明日香村~下市町~天 […]
2012.11.12 「東海道松竹落語会 in 三島」
11日(日)は浜松から三島へ移動しました。三島市民文化会館での「東海道松竹落語会」です。 米團治・正蔵・花緑の三人が日本橋から京へ向かって旅をするという趣向なのに、なぜ東へ戻るのか? まぁ、会場の都合もありまして…。 […]
2012.11.11 「東海道松竹落語会 in 浜松」
10日(土)は横浜から浜松に移動です。この日も快晴に恵まれました(^0_0^) 相模原を走るひかり号から見た富士山。 でも、新富士駅を通過する時には、ちょうど頂上付近にだけ雲がかかっていました:-< (花緑ちゃ […]
2012.11.10 「東海道松竹落語会 in 横浜」
林家正蔵・柳家花緑・桂米團治による「東海道松竹落語会」──、9日(金)は横浜の関内ホールで開催されました。 今回も大いに盛り上がりました(^ー^) 何しろ、正蔵さんが冒頭の“ご挨拶”で「横浜は大好き。最高! 今日のお客さ […]
2012.11.07 「父の誕生日☆☆☆米寿の祝い」
6日(火)は、父・米朝の誕生日でした(^0_0^) 満で87歳、数えで88歳──。いわゆる米寿の祝いです。 各方面から、沢山のお祝いを賜り、誠にありがとうございました(^人^) 武庫之荘の米朝宅には直弟子が集ま […]
2012.11.04 「清水文化会館での独演会」
4日(日)は、静岡県静岡市清水区にある清水文化会館マリナートで「桂米團治独演会」が開かれました(^0_0^) 平成の大合併とやらで、2003年4月1日に清水市は静岡市に吸収合併されましたが、どうやら清水に住む人の9割以上 […]
2012.11.03 「『博多・天神落語まつり』始まる!」
2日(金)、三遊亭円楽さんプロデュースによる「博多・天神落語まつり」が始まりました(^0_0^) 東西の噺家が大勢集まり、いろんな会場で落語を演じあう“落語まつり”もすっかり定着し、今年で6年目☆☆☆ 爽や […]
2012.11.02 「桂米團治一門会 with 柳家さん生」
毎月おついたちは大阪・千日前のトリイホールでのTORII寄席です。今回は江戸から柳家さん生さんをゲストにお迎えし、私の一門会という形で行いました(^0_0^) 『東の旅・発端』慶治朗 『西の旅・小倉船』米輝 『亀田鵬斎』 […]
2012.10.30 「東海道松竹落語会初日」
29日(月)、「東海道松竹落語会」の初日の幕が切って落とされました(^ー^) これは全く初めての試み。新しい形の落語会です。林家正蔵・柳家花緑・桂米團治の三人が、東海道の宿場町で落語をしながら旅をしようという企画。本当は […]
2012.10.29 「奈良での日本精神学科救急学会総会に参加」
28日(日)、第20回日本精神学科救急学会総会に参加しました。 毎年、全国都道府県で順に開かれている日本精神学科救急学会の総会が、今年は奈良県で開催。救急学会の会長である精神科医の岸本年史先生からお声掛けをいただき、私は […]
2012.10.28 「芸術の秋、3つのコンサートを堪能」
芸術の秋──、続けざまに3種類のコンサートを堪能しました♪ まずは21日(日)、ザ・シンフォニーホールでチャイコフスキー・シンフォニー・オーケストラ(旧・モスクワ放送交響楽団)の演奏を聴きました♪ 最高のチャイコ […]
2012.10.28 「ジャッキー 7」
27日(土)は、雀三郎兄さんの筆頭弟子である桂雀喜君の落語研鑽会「ジャッキー 7」に出演しました。会場は、摂津市立正雀市民ルーム。 前座を勤めた露の紫ちゃんは、彼女の取っ付きやすい語り口からか、マクラで客席からよく声 […]
2012.10.27 「福知山高校の落語鑑賞会」
25日(木)は学校公演がありました。京都府立福知山高等学校の生徒さんの前での落語鑑賞会です。 大阪駅からJR福知山線の特急こうのとりに乗って、一路福知山へ──。 昔ながらの車両に懐かしさを覚えます。 のどかな田園 […]
「言いたい放談」<33>(2008年12月19日)
最近、大麻所持で逮捕される若者が増えています。もちろん、大麻吸引は違法行為ですが、果たしてどれだけの人が大麻(マリファナ)と覚せい剤の違いを説明できるでしょうか。 阿片(モルヒネ)やコカインを含め、すべてが一緒くたにイメ […]
桂小米朝の「新・私的国際学」<33>(2003年12月21日)
3年前のこと――。私ははじめて晩秋のヨーロッパを旅した。そのときのカルチャーショックは今も忘れ得ぬ。 それまでのヨーロッパ旅行はすべて春か夏だった。すなわち、太陽の光がさんさんと降り注ぎ、野原や窓辺には花が咲きほこり、午 […]
小米朝流「私的国際学」<33>(2001年9月8日)
「株価下落を止めるため、多額の国債発行を」という論調が再び頭をもたげてきた。私に言わせりゃ「アホなことぬかすな!」である。 そもそも、日経平均株価が1万円を割って生活に影響が出る人って誰なの?われわれ庶民は変わらないよ。 […]
2012.10.25 「上方落語協会の歌、録音始まる♪」
今年の「彦八まつり」の目玉であった上方落語協会の歌『エブリディ KAMIGATA RAKUGO』が各方面(仲間内?)で好評を博し、「忘れないうちに録音しておこう」ということになりました(^0_0^) 今年の実行委員長 […]
2012.10.24 「四世米團治師の顕彰碑の前で合掌」
23日(火)は先代、すなわち四代目米團治師匠の命日でした。先代は大阪市東成区役所の隣に自宅があり、落語を演じる傍ら、そこで代書屋を営んでおられました。 代書屋──、今で言う行政書士です。当時は落語だけではとても生活で […]
2012.10.22 「内向き日本人…、それでええやん」
20日(土)の『NHKスペシャル』は、「どうする? 内向き日本人」というテーマで、討論会形式の番組が放送されていました。 スタジオに多くの学生が招かれ、そこに経営者や経営コンサルタントが加わり、識者が「最近の日本の若者は […]
2012.10.21 「京都~大阪、落語会掛け持ち」
20日(土)は、ウィングス京都のイベントホールで音希寄席「米團治落語の会」に出演のため、午前8時15分金沢発の特急サンダーバードに乗り、一路、京都へ向かいます。この日も関西は快晴に恵まれました(^ー^)。 京都駅は行 […]
2012.10.20 「金沢での米朝一門会」
19日(金)、金沢駅前の石川県立音楽堂邦楽ホールで朝日新聞社主催の「桂米朝一門会」がありました。 この日は最高の秋晴れ、新大阪駅で同行の南光兄さんと「いい天気ですね」と話していたら、構内アナウンスで「琵琶湖西岸が強風 […]
2012.10.18 「イズミヤ・サンスター共催による落語会に出演」
17日(水)は、ABCラジオの『征平・吉弥の土曜も全開!』という番組がプロデュースした落語会に参加しました。スポンサーはイズミヤとサンスター。お客様への感謝のしるしとして、淀屋橋駅前の朝日生命ホールにて落語会を企画して下 […]
2012.10.17 「アワーよくば、すべて良し」
10月14日(日)は大阪市北区大淀南にあるザ・シンフォニーホールが開館30周年を迎えた日(^0_0^) 当日は、わが「ザ・シンフォニーホールアワー」でも、それを記念した番組を放送しました♪ シンフォニーホールは北区大淀 […]
2012.10.15 「住吉大社~兵庫県立芸文センター」
そうそう、13日(土)の帰りの機内で買って飲んだスバークリングの日本酒は、実に美味しかったです(^q^) 高知県安芸市の菊水酒造が出している“きらら・きくすい”。機内販売価格での700円(250ml)はさほど […]
2012.10.14 「秋晴れの中での桂米團治独演会 in 高知」
13日(土)はこの秋一番の行楽日和となりましたね\(^o^)/ 私は高知市の高知城ホールでの独演会。弟子の米輝を引き連れて、伊丹空港から高知へ飛びます。 この日の伊丹空港は雲一つ無い晴天(^0_0^) ところが […]
2012.10.13 「京都の学校公演~東大阪の防犯大会」
11日(木)は国立京都教育大学付属小・中学校の学校公演でした。小学1年生から中学3年生までが一緒に聴くというので、大丈夫かなと少し不安に思っていたのですが、聞けば「希望者のみ」の参加だったこともあり、とてもよく受けました […]
2012.10.12 「晴れやかな名勝地、7撰」
秋たけなわ──、行楽のシーズンの到来です。でも、折角の行楽地も雨だと残念至極。逆に、晴れると気分爽快。綺麗な景色が一層際立ちます(^0_0^) そこで今回は、ブログを始めてから今日に至るまでの2年2ヶ月の間で、私が写 […]
2012.10.10 「“氣”になる木の写真」
金木犀の花が芳(カグワ)しい季節となりました(^0_0^) 木は決して声を出さないけれど、いつもエネルギーを発し、人間に力を与えてくれています。大きな樹木の傍にいるだけで、安らぎを感じることってありますよね。耳を澄ま […]
2012.10.08 「落語専門情報誌『よせぴっ』が創刊6周年!」
連休最終日の8日(月・祝)、大阪・千日前のトリイホールで、落語専門の情報誌「よせぴっ」の創刊6周年を記念した落語会が開かれました。 落語会の情報を網羅した雑誌は、東京には昔から「東京かわら版」があり、現在も毎月発行中(だ […]
2012.10.08 「またもアクシデント…!?」
7日(日)、前日に続き、またもアクシデントに遭遇! 但し、行きの道中での話。今日は東海勤労者互助会の方々に向けての落語会。場所は愛知県一宮市の市民会館にて。 朝、新大阪駅のホームで上りののぞみを待っていると、構内放送 […]
2012.10.07 「アクシデントを乗り越え…、生涯忘れ得ぬ独演会に!」
6日(土)の神戸朝日ホールでの「桂米團治独演会」は、生涯忘れ得ぬものとなりました。 おしゃれな街、神戸・元町での独演会はまだまだ歴史が浅く、これからもっともっと宣伝して行こうと思っている落語会です。それでも、この日は […]
2012.10.06 「チャップリン研究家の大野裕之さんと対談」
5日(金)は、大阪の映画館シネ・リーブル梅田にて、チャップリン研究家の大野裕之さんと対談をしました。チャップリンの短編映画を4本観た後、チャップリンについてのフリートークです。 京都在住の大野裕之さんは38歳という若 […]
2012.10.05 「米團治を襲名して、はや4年」
4日(木)、五代目桂米團治の4周年を迎えました(^人^) 2008(平成20)年10月4日に京都の南座で「桂小米朝改メ、五代目桂米團治襲名披露公演」の初日の幕が切って落とされてから、はや4年が経過したというわけです。 […]
2012.10.05 「阪神高速守口線の工事現場に、看板が掛かったよ」
先日、ブログで指摘した阪神高速守口線の工事のための車線減少の件──、昨日、そこを通ったら注意喚起の看板が掛かっていました! 蛍光塗料付きの黄色い看板で、何枚も掲げられてありました(^0_0^) これなら誰もが気付きます […]
2012.10.04 「『日本酒で乾杯推進会議』のフォーラムに参加」
2日(火)は明治記念館での「日本酒で乾杯推進会議」の総会&フォーラムがあり、そこで日本酒の登場する落語『替り目』を披露させていただきました。 この組織は、日本酒造組合の有志の方々が「日本酒をもっともっと愛飲して頂きた […]
2012.10.03 「10月のTORII寄席は東西交流会」
毎月1日は大阪・千日前のトリイホールでのTORII寄席。10月は恒例の東西交流会。今回、江戸からは三遊亭竜楽くんと三遊亭金時くんが、上方からは笑福亭銀瓶くんと私が出演。最初に4人の座談をつけて、そのあと落語を演じました( […]
2012.10.02 「桂平治改メ、十一代 桂文治襲名披露公演」
9月21日、東西双方の落語界にとって最も大きな名跡である桂文治の11代目が誕生しました! その名を受け継ぐことになったのは、江戸落語界の花形、落語芸術協会所属の桂平治クン。若干45歳の彼が文治という大名跡を襲名するに […]
2012.10.01 「さん生プロジェクト、銀座今昔物語」
29日(土)は柳家さん生さんが落語協会の真打になって20周年の記念落語会が銀座博品館劇場であり、ゲストで招かれました。 上りの新幹線、のぞみの車窓からは鰯雲が天高く秋の風情を彩っていましたが…。 迫り来る台風17号の […]
2012.09.29 「大阪で二つの独演会、吹田と中之島」
26日(水)、地元・吹田メイシアターでの「桂米團治独演会」は、温かいお客様に囲まれて、和やかに舞台を勤めることができました。 『軽業』團治郎 『青菜』米團治 『宗論』米紫 『まめだ』米團治 〈中入〉 『不動坊』 […]
「言いたい放談」<32>(2008年12月5日)
襲名披露の巡業が無事終了。 道中、いろいろありました。いつも話題になったのが、空港でのライターの取扱いです、「機内への持ち込みは一人一個まで」。米朝師匠やざこば兄さんにとって、これが実に厄介。煙草を吸う人は大概、2~3個 […]
桂小米朝の「新・私的国際学」<32>(2003年12月14日)
私はベートーベンが大好きだ。日頃、自分はモーツァルトの生まれかわりだと吹聴しているにもかかわらずである。 モーツァルトは、借金まみれの生活の中で、何の陰りも見られぬ天衣無縫の音楽を生み出した。まるで神業だ。凡人がいくら努 […]
小米朝流「私的国際学」<32>(2001年9月1日)
語学番組に芸人が出るようになるんだから、世の中分からない。ご存じの方もおありだろうが、今年の春から私はNHK教育テレビの『ドイツ語会話』に出演している。 私ごときが使われるようになったのは、イタリアブームに起因する。イタ […]
2012.09.25 「9月末から10月初めは東京~大阪、行たり来たり」
早いもので、桂小米朝だった私が、桂米團治という名跡を襲名してまもなく丸4年を迎えます。 橘左近氏の寄席文字、大徳寺昭輝氏の書、蜷川実花さん撮影による写真、小佐田定雄氏による年譜、そのほか沢山の方々のご協力を得て出来上が […]
2012.09.24 「“こがん亭”~“たけまるホール”」
「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったものですね。ようやく残暑も落ち着き、私も今日から高座用の着物を“絽”から普通の“単衣”に替えました(^0_0^) 今日(23日)は京都と奈良の掛け持ち。京都は、今出川室町を下がった […]
2012.09.23 「甲賀土山の神社巡り」
翌朝は甲賀温泉“やっぽんぽんの湯”の近くをドライブ&散策しました。 甲賀市土山町は東海道五十三次の49番目の宿場町でもあります。また甲賀忍者でもお馴染みの所。交通の要所であったことが伺えます。かつての宿場町に今な […]
2012.09.22 「椿大神社の奥宮登山。だが、行く手には…」
19日(水)、伊勢国の一の宮である椿大神社(ツバキオオカミヤシロ)の奥宮に行こうと思い立ち、参拝仲間の明神さん親子と一緒にクルマで三重県鈴鹿市へ向かいました。週間予報は雨でしたが、前日までの大雨がピタリと上がり、雲間から […]
2012.09.21 「私の健康法」
舞台人の仕事は実働時間は少ないものの、本番までの稽古や、その瞬間にかけるエネルギーたるや、相当なものです。また、落語家は全国津々浦々に飛び回るので、体力があってこその職業と言えましょう。 私の健康法は、炭水化物をどんどん […]
2012.09.19 「走行注意! 阪神高速守口線」
阪神高速守口線で大阪市内から寝屋川・枚方方面へ向かう人にご注意を申し上げます。守口出口で降りずに、そのまま国道1号線を走行する時、今、工事をしているのですが、それを表示している看板が無く、急に2車線から1車線に狭まるので […]
2012.09.17 「関西二期会ゴールデン・ガラ・コンサート in 大阪」
この連休は「関西二期会ゴールデン・ガラ・コンサート」の舞台で、いい汗をかきました! 本番前に「今日もがんばろう」と、気合いを入れる出演者たち(^0_0^) 16日(日)は和泉市の弥生の風ホールで、17日(月)は池田市 […]
2012.09.16 「3年目を迎えた郡上八幡での『上方落語の会』」
15日(土)、美濃の郡上八幡での落語会がありました。今は岐阜県郡上市八幡町となった郡上八幡。 昔から郡上八幡では、永六輔さんが音頭を取って、東京から入船亭扇橋師匠や柳家小三治師匠、そして大阪からは私の父を招いて八幡の […]
2012.09.15 「なんでライターの機内持ち込みは1個やねん」
また、ざこば兄さんがブチ切れた。伊丹空港の手荷物検査場でのこと。携帯電話からタバコやライター、ハンカチに至るまで全部ポケットから出してゲートをくぐったざこばさん。それでもピンポンと鳴って、女性警備員のボディチェックを受け […]
2012.09.13 「箱根を堪能」
先日、仕事の後、フラッと箱根へ行きました。そこで箱根湯本の芸者さんの一人、優美子さんのお座敷芸を見て、感心しました。 小気味良い「奴さん」を踊られた後、胡弓演奏まで披露。中国の二胡とは一味違う日本の胡弓の音色を聴いた […]
「言いたい放談」<31>(2008年10月24日)
行楽シーズンの到来。この秋は0系新幹線に人気が集中しているとか。昭和39年、東海道新幹線の開業とともに走り始めた初期型ひかり号。今や山陽新幹線でしか見られなくなり、しかも来月末に打ち切るとあって、東京からの乗客も急増。 […]
桂小米朝の「新・私的国際学」<31>(2003年12月7日)
現在放送中のNHK朝の連続テレビ小説『てるてる家族』はご覧いただいていますか。舞台は、昭和30~40年代の大阪・池田市――、私は主人公の両親が経営する喫茶シャトーの隣で本屋を営む松本のおっちゃん役で出ています。大袈裟な自 […]