2013.01.12 《桂米團治独演会 in 銀座》
11日(金)、東京音協主催による桂米團治独演会が開かれました。会場は銀座ブロッサム中央会館。今や自分のホームグラウンドとして定着した思いがあります(^-^)
この日は晴天に恵まれ、のぞみ号の車窓から見た富士山もご覧の通り。
舞台の成功を祈りながら、東京駅に到着。そこから在来線で上野駅へ──。
実は、この日、銀座に行く前に上野の国立博物館に立ち寄ったのです。6月に開かれるAmex主催のイベントの打ち合わせのため、国立博物館のホールの下見をさせて頂いたというわけ。
上野駅の公園口に降り立った途端、ゆったりした気分になりました。天気もいいし、のどかな空気に包まれているし、このまま一日じゅうここでのんびりしたいなぁという思いに駆り立てられました(^o^ゞ
青空の下の博物館はまた格別でした(^ー^)
打ち合わせを済ませた後、今月リニューアルオープンした東洋館のミュージアムシアターで「洛中洛外にぎわい探訪」というビデオを鑑賞しました。これは、江戸時代初期の洛中洛外の絵が描かれた舟木本屏風を、凸版印刷株式会社が特殊技術を駆使して撮影したハイビジョン作品なのです。まるで屏風に描かれた京都の街を歩いているのではないかと錯覚してしまうほど…ヴァーチャルリアリティーの極み。
いやぁ、勉強になりました(^0_0^)
同時上映している「アンコール遺跡バイヨン寺院」は時間の関係で見ることができませんでしたが、是非また改めて来ようと思った次第。アンコールワットの彫刻をはじめ、アジアのさまざまな国の仏像や調度品などが展示されている東洋館の大きさには目を見張りました(^0_0^)
さて、いよいよ独演会の本番。今回は米朝がまだ噺家になる前、すなわち中川清として作った『淀の鯉』を初めて東京で演じるとあって、お客さんの注目もそこに集まっていたようです。
『煮売屋』米輝
『子ほめ』米團治
『宗論』米紫
『淀の鯉』米團治
〈中入〉
『子は鎹』米團治
助演の米紫君は『宗論』で大いに盛り上げてくれました! ご来場の皆様、まことにありがとうございました(^人^) 終演後のロビーでの“間一髪”の一件は、お越し下さった方だけの楽しみにしておきましょうね(^ー^)
また、ご感想をお寄せ下されば幸いです。
次の独演会は13日(日)の姫路です。播磨の皆様、よろしゅうお頼申しますm(__)m