2013.02.11 《私の健康法 Part3》

NHK総合テレビ『あさイチ』はいつも楽しく観る番組の一つです。斬新な企画の数々に感心することしきり(^ー^)

 

6日(水)の朝は、父の友人である劇作家・演出家の山田庄一さんから「べ~やんに食べてもろて」と送っていただいた美味しい果物を口にしながら、父と一緒に『朝イチ』を観ていました(^0_0^)

 
林檎(サンふじ・王林)、蜜柑(デコポン・せとか)、キウイ、パパイヤ、マンゴー、マスクメロン…。千疋屋の旬の果物の数々(^q^)

 

すると、この日の放送内容が糖尿病特集。そして、その対策として「糖質を控えましょう」と言うではありませんか!

 

番組はイスラエルの医療機関の臨床実験を例に取り上げ、「糖尿病にかからない食事方法は、次の3つのうちのどれでしょうか」というクイズ形式で進んで行きます。

 

その3つとは──、

①カロリーを制限し、脂質の高い食物を控える方法。

②カロリーを制限し、魚やオリーブオイルを多く摂る地中海料理方式。

③炭水化物は殆んど摂らない代わりに、鶏の唐揚げなど比較的カロリーの少ないおかず(蛋白質)を欲しいだけ摂るという方法。

 

ええっ、私の実践している炭水化物(糖質)を身体が欲するだけ摂るという方法は、3択にすら入っていないよぉ~。

 

確か、カーヴィーダンスでお馴染みのスリムなダンサー、樫木裕美さんも炭水化物が大好物と仰ってたけどなぁ(^0_0^)

 

野球界の王者、イチロー選手もカレーライスと一番搾りが好物のはずなんだけどなぁ(^0_0^)

 

でも、『あさイチ』では、「炭水化物を控えるのは当たり前」という大前提のもと、「③の鶏の唐揚げを好きなだけ食べる方法が最も体重が減った」という実験結果を掲げ、「これも一つの方法なのですね」と、ちょっと意味不明なことを言っておられました。その後の被験者たちの健康状態については一切言及することなく…。

 
果物を前に、しばし手が止まってしまった父f(^_^)

 

この日ばかりは少し疑問を感じてしまいました。糖質を摂らないと、元気が出ませんよねぇ。

 

血糖値ばかりに目を向けさせて、問診や触診をしなくなりつつある昨今の医療傾向って、コンピュータ・データばかりを追って予想をはずしまくっている最近の気象庁と似ていると思いませんか(^o^ゞ

 

大阪・瓦屋町に居を構える「足圧JPS」のおじさんから聞いた話──。「インスリンとは血液中のブドウ糖を脳や筋肉に送るはたらきをするホルモンです。カルシウムの摂り過ぎで膵臓が硬くなってしまい、そのために膵臓からインスリンが出にくくなり、血液中のブドウ糖が脳や筋肉に送り込まれなくなって元気が無くなるのが糖尿病。ブドウ糖は血管をグルグル回り、ときには腎臓からブドウ糖がオーバーフローして、尿と一緒に排出されることもあります。したがって、カルシウム摂取量を極力押さえて膵臓を柔らかくすれば、再びインスリンが流れ出し、糖尿病は治ります」とのこと。

 

父の若かった時代、すなわち「日の丸弁当」に代表される“ごはん中心”だった頃には、生活習慣病(成人病)は今と比べて格段に少なかったはず。皆さん、白米はどんどん食べましょうよ(^q^)  私の名前は米團治──、私にコメは欠かせません。もちろん、コメ以外の糖質も大好きです。白米、食パン、うどんにパスタ、ポテトに蜂蜜、ビールにワイン、清酒に老酒、コーラに饅頭に旬の果物…。炭水化物と塩をしっかり摂って、その分、おかずの量を控えています。

 

次回の「糖尿病対策」特集では、是非とも「炭水化物(糖質)を身体が欲するだけ摂る方法」を4番目の選択肢に入れておいて下さいな☆☆☆

 

 

いつしか果物を綺麗に平らげ、その日の昼食にはカレーライスをパクつき出した父。糖質が大好きな88歳です(^o^ゞ