2013.05.05 《正月公演のような賑わい》
4日はサンケイホールブリーゼと天満天神繁昌亭の掛け持ちでした。どちらも大入満員(^ー^) ご来場の皆様ありがとうございました(^人^)
昼は、産経新聞社主催「なにわ藝術祭」の一環、第50回記念上方落語名人会。桂春團治・笑福亭仁智・笑福亭三喬・桂文三・笑福亭鉄瓶という豪華な顔ぶれの中に、私がトリで出演ということになったものだから、少し緊張してしまいました。この会は事前に演目が決まっており、出し物の彩りで私がトリに回ったんだとか…。
『四人癖』鉄瓶
『京の茶漬』文三
『借家怪談』三喬
『親子茶屋』春團治
〈中入〉
『スタディ・ベースボール』仁智
『質屋芝居』米團治
春團治師匠の上品で華麗な高座の後、仁智兄さんが客席を爆笑の渦にされました。ここは甲子園球場かと見まごうほどの盛り上がり! 仁智兄さん、凄いなぁ☆☆☆ でも、この後で芝居噺を演じるのは大変でした。なんせ、会場の空気を甲子園球場から南座に切り換えねばならないのですからf(^_^; もちろん、いい勉強になりましたが。
しかし、自分としてはイマイチ乗り切れなかったこともあり、「よし、夜の繁昌亭で、もう一回『質屋芝居』をしよう」と決断。
「天満天神繁昌亭ゴールデンウィーク特別興行」は寄席形式なので、演目は当日のお楽しみ。二日目第3部も大入満員(^ー^) 立ち見が出るほどの盛況でした。ご来場の皆様、ありがとうございました(^人^)
『真田小僧』由瓶
『母恋くらげ』春蝶
『野ざらし』坊枝
「浪曲『高田馬場』」春野恵子
『質屋芝居』米團治
〈中入〉
「腹話術」学光
『皿屋敷』枝三郎
『猫の忠信』八方
今度は自分としては気が入ったかな(^o^ゞ 結果的に、バラエティー溢れる番組となりました。浪曲あり、腹話術あり、芝居噺あり…。最後は八方兄さんが『猫忠(ネコタダ)』を熱演☆☆☆
終演後、八方兄さんからお誘いを受け、繁昌亭のすぐ前のスペイン風居酒屋「CocoNano」で10人ほどの宴が始まりました(^0_0^)
酒が回るとともに、芸談もヒートアップ! 「『菊江仏壇』に出てくる若旦那と芸者(菊江)は出来てるかどうか」という話でえらく盛り上がりました。私は「出来てる」と言い、八方兄さんは「出来てない」と主張。この違いが作品の質に大きく関わってくることも分かり、周りの後輩たちもかなり真剣に考え始めました。やがて、下世話な恋愛論となり、またこの話は持ち越しにしようということで、おひらき。
連休二日目も楽しく酔いましたとさ(^o^ゞ