2013.05.11 《米朝一門会 in 徳島》

11日(土)も朝日新聞社主催による朝日上方落語「桂米朝一門会」でした。この日の会場は徳島県徳島市の徳島郷土文化会館「あわぎんホール」。出演者一同、大阪から何台かのクルマに分乗しての徳島入りです。

 

私は鳴り物を積んで、米輝とともに家を出発。昨日に引き続いての雨模様。しかも今日は霧が立ち込めていました。

 

明石海峡大橋もこの通り(・_・)

 

米輝は例によっての慎重運転。

 

「スピードも控えすぎたら却って迷惑やで。今日中に着くか?」「さぁ…どうでしょう」「運転、変わろ」

 

ということで、私にスイッチ。すると、あっと言う間に大鳴門橋を通過しましたf(^_^;

 

予定よりかなり早く会場に着くことが分かった私は、「よし、鳴門市内の神社に行こ!」と決断。

 

 

一度お参りしてみたかった鳴門市大麻町板東にある大麻比古神社。ここは阿波国一之宮で、近くには神宮寺として栄えてきた西国八十八霊場の第1番札所「霊山寺(リョウゼンジ)」もあります。そのどちらにも行ったことがなかった私は、急にテンションが上がりました↑↑↑

 

 

両側に灯籠が立ち並ぶ長い参道は清々しい氣に満ち溢れていました☆☆☆

 

 

主祭神、大麻比古大神(オオアサヒコノオオカミ)に心を込めてお詣りし、御神籤(オミクジ)を引いたところ──、

 

 

第46番「大吉」でした(^ー^)

 

 

米輝も第22番「大吉」!

 

 

境内の千年楠も笑顔で迎えてくれているようでした(^0_0^)

 

また、境内の裏手には「ドイツ橋」という名の橋がありました。

 

 

これは、第一次世界大戦時、大陸の青島(チンタオ)で捕虜となったドイツ兵が作った石橋だとか。

 

 

これは「めがね橋」。そう言えば、当時、板東俘虜収容所のドイツ兵により高度な工業技術が我が国にもたらされた話は有名ですね。ベートーヴェンの“第九”が日本で初めて演奏されたのもここ。近くにはドイツ館があるほど。

 

でも、さすがにそこに立ち寄る時間はなく、況んや往復2時間以上かかる奥宮登拝なんてとんでもない。実は、大麻山々頂の奥宮峯神社には猿田彦大神が祭られているんだそうで、また改めて、いつか必ず登ろうと思った次第。今日は本殿裏の遙拝所から奥宮に向かって参拝しました。境内奥の森も実に清々しい厳かな空気に満ちていました☆☆☆

 

そして、続いて訪れたのが霊山寺。

 

 

ご本尊は釈迦如来。西国八十八霊場の第1番札所とあって、お遍路さんが沢山おられました。

 

力強い鐘を撞いて、いざ楽屋へと乗り込みます。

 

 

舞台チェックを済ませた後は、美味しい楽屋弁当で腹ごしらえ(^q^) そして、いざ本番──。

 

『犬の目』佐ん吉

『厩火事』すずめ

『桃太郎』米團治

『AKO47』八方

   〈中入〉

『野崎詣り』雀三郎

『文七元結』ざこば

 

お足元の悪い中を賑々しくお詰め掛け下さり、誠にありがとうございました(^人^) また、ご感想をお寄せ下されば、幸いですm(__)m

 

阿波を駆け足ながら堪能した私。あわよくば奥宮にも行こうと思ったけれど、それは叶わず…またの機会に致します☆