2013.05.31 《八天改め、月亭文都襲名披露公演に参加》
今週の天満天神繁昌亭昼席では「八天改め、月亭文都襲名披露興行」が繰り広げられています。彼の師匠である八方兄さんをはじめ、いろんな一門の噺家が出演し、連日、活況を呈しています(^ー^)
私は31日(金)に出演させていただきました(^0_0^)
文都という名跡は当代で七代目を数えます。でも、亭号は桂~月亭~立川と、コロコロ変わってきました。
初代桂文枝門下の二代目桂文都が、初代桂文三と「文枝」の襲名争いに負けたことで、自ら亭号を「桂」から「月亭」に変更し、月亭文都という名前が誕生。(但し、本人はなぜか二代目と称していました。月亭の謂れは「月の桂」の故事から生み出されたもの)
明治期に流行った月亭は、その後しばらく途絶えていましたが、先代の桂小米朝さんが月亭可朝になったことで、月亭の亭号が復活したのです。
可朝師匠の一番弟子である月亭八方兄さんの愛弟子、月亭八天くんがこの名跡を襲名したことで、さらに「月亭」の注目度が上がりました(^0_0^)
ざこば兄さんは「月亭文都っちゅう名前は、ホンマにええなぁ」と、何度も羨ましがっておられました☆
さて、この日、私は落語を一席喋った後、口上の幕にも参加。
左から、遊方くん、八方師匠、主役の文都くん、春若兄さん、そして私。
出演者すべてが新しい文都くんを評して「真面目や。実に真面目や。けど、地味や」と発言f(^^; でも、地味は「滋味」とも書けますね。うまい味わいの噺家として、更なる(八天改め)発展を遂げられますよう、お祈り申し上げます☆