2013.07.09 《南座 米朝一門会 by 慶治朗》
前回に引き続いて師匠多忙につき、今日は米團治一門の三番弟子、慶治朗が代筆させていただきます。
7月7日(七夕)は、京都・四條大橋東詰にある南座で「米朝一門会」がございました。
南座と言いますと五年前、師匠の米團治襲名披露公演の皮切りとなった記念すべき場所であります。(ちなみに当時の私は、のほほんと大学に通っておりました。笑)
楽屋入りすると、たくさんの方からの付け届けが(^-^)
皆様、いつもありがとうございます! by 米團治
「君たちもいただきなさい。」との師匠からのお言葉で、米輝兄さんと私も合間を見ては色々と頬張らせていただきました! ありがとうございました!
そして、この日の演目です。
『子ほめ』吉の丞
『悋気の独楽』吉弥
『三十石』文我
『佐野山』南光
〈中入〉
『質屋芝居』米團治
『文七元結』ざこば
出演者の皆様と暖かいお客様が一体となられて、終始、大盛り上がりの会となりました!
ちなみにウチの師匠は、出番が終わられて楽屋に戻られる際、「今日はちょっと気が入りすぎたかなぁ」と振り返っていらっしゃいました。やはり、南座──。普段はお芝居の劇場である分、芝居噺には特別な気が入りやすいのでしょうか。皆様のご感想もお待ちしております。
あ、ところで、今や米團治ブログの名物となりました神社の記事ですが、、、
本日もございます!
こちらはなんと、南座の4階にあるお社でございます!
どういったお社かと申しますと、、、
時間がありませんでしたので、詳しいことは聞きそびれてしまいました。笑
また師匠にお聞きして、機会がございましたら、私からご紹介させていただきます。
終演後は、私は師匠方とは別行動でしたので、電車の時間までプラプラと京都の街並み撮影をしました。
南座の北向かいにございます[レストラン菊水]さんです。今読んでいる本にも登場していたので、実物を前にテンションも上がりましたo(^▽^)o
ちなみにその奥には、南座に対して北座という建物もございます。
京都の夏の風物詩、鴨川沿いの川床です。蒸し暑い夕方ではありましたが、こういう風景だけでも涼しさが得られますね。
風情漂う京都の街を歩きながら、これからもよりいっそう精進して、南座のような大きな舞台に出られるような、立派な噺家になろうと決意を新たにした次第です。
(慶治朗)