2013.09.15 《豊田市で“地獄と極楽”の会 by 米輝》

巡業中の師匠、今日も何かと多忙につき、本日のブログは二番弟子の米輝が担当させていただきます。

  

14日(土)は愛知県豊田市の豊田市能楽堂に於きまして、「能楽堂で見る日本の伝統芸能シリーズ28 日本の話芸・語り芸“地獄と極楽”」が開催されました。

  

三味線の豊田公美子さん、川端マネージャー、そして慶治朗と私が、大阪からクルマに同乗して豊田市へ。

  

豊田市能楽堂で、横浜から会場入りされた師匠と合流しました。

  

この日の番組は次の通り。

  

地獄絵解き『熊野観心十界曼荼羅』梛野明仁

浄土真宗落語『迷信幽霊』 桂小春團治

    〈中入〉

上方落語『地獄八景亡者戯』桂米團治

 

 

まずは、曼荼羅などの絵を見せながら琵琶演奏をも交えて説教するという「絵解き説教」の第一人者である愛知県西尾市・本澄寺の住職、梛野明仁(ナギノ・アキヒト)さんによるお説法で始まりました。会場に用意された多数の地獄極楽絵図を用い、笑いをふんだんに交えて解説されました。

 

その後、小春團治師匠がお父さんの幽霊が登場する新作落語『迷信幽霊』、そしてうちの師匠があの世への旅『地獄八景亡者戯』を熱演され、それぞれ違った切り口からあの世をテーマにした噺で、会場は大きな笑いに包まれました\(^o^)/

 

終演後、師匠、豊田さん、慶治朗の3人は岐阜県郡上市での落語会のため、クルマで岐阜へ向かわれ、川端マネージャーと私は電車で大阪へ帰って来ました。

 

能舞台で聴く説法や落語は新鮮でとても面白かったです。今日も良い経験をさせていただきました!

 

その後の師匠の様子は、團治郎兄さんがお伝えします。

 

By 米輝