2013.09.19 《仙酔島──心洗われる瀬戸内の秘境》
17日(火)は日本各地の広い範囲で、台風一過の秋晴れに恵まれましたね(^0_0^)
この日、私はある方に勧められ、瀬戸内海の仙酔島(センスイジマ)に行きました。
広島県福山市の鞆の浦から渡し船で5分の所にある仙酔島。ここは不思議なパワーが宿る島でした☆☆☆
島の入口には弁天さまが祭られており、どことなく琵琶湖の竹生島を連想します。雲一つない青空が、爽やかさを倍増してくれました(^o^)/
島にクルマはなく、宿は国民宿舎と、人生感が変わる宿という謳い文句の旅館「ここから」、そしてテントで泊まるキャンプ場だけ。
実にのどかな神の島といった感じです☆☆☆ 安芸の宮島に対して、ここは知る人ぞ知る備後の宮島なのだとか! ぶらり、歩いて島を周遊することに(^0_0^)
日本にここだけという五色岩。
彦浦の砂浜にいると、邪気や邪念が祓われて、伸びやかな心が取り戻せるよう。
「塩工房」の足湯(^ー^) そこで働くおじさんの表情も生き生きとしていて、一層のパワーをいただきました。
その勢いで、島の頂上の大弥山へと登拝(^o^)/
山を下りた私は、「ここから」が運営する江戸風呂を体験(^ー^) よもぎ風呂・胎内風呂・海の露天風呂など、いくつも珍しい風呂に浸り、身体は癒され、ふにゃふにゃに(^o^ゞ
約3時間の仙酔島滞在でしたが、何日も居たかのような心境になりました。
再び渡し船に乗り、鞆の浦へと戻ります。JR福山駅までタクシーで行こうと、たまたま(一台だけ)客待ちしていたタクシーに乗ったところ、運転手さんが「沼名前神社には行かれましたか」と訊いて来られたので、「いやぁ、島へ渡る前、その神社のことが気になっていたんですが、まだ行ってないんです。できたら案内して下さい」と返答し、急遽、神社参拝へ──。
沼名前と書いて「ぬなくま」と読みます。ご祭神は大綿津見命と須佐之男命。すなわち、海の神様とスサノオさんです。ここは「鞆の祇園さん」と呼ばれており、京都の八坂神社と大いに関わりがあるのだとか。
境内から見た仙酔島の景色は堂々たるものでした!
このタクシーの運転手さん、実は数年前、ここで宮崎駿監督をしょっちゅう乗せていたのだとか…。そう、鞆の浦は「崖の上のポニョ」の舞台になった場所だったのです! そう言えば、仙酔島から見る鞆の家並みが映画のワンシーンとそっくりだったような(^0_0^)
この上ない快晴の日に、神の島に導かれ、とても幸せな気分になりました(^∇^)