2013.10.04 《☆襲名5周年☆》
本日、米團治を襲名して、まる5年が経ちました!
思い返せば、今から5年前の10月4日、京都の南座にて小米朝から米團治に生まれ変わったのであります。
その日を迎えるまでに、御師匠方に挨拶回りを済ませた私は、8月31日、京都・東山の八坂神社で襲名興行の成功祈願とお練り、そして落語を奉納しました。
快晴のもと、師匠や兄弟弟子のお力添えを仰ぎ、無事に祈願祭を遂行。
境内はお祝いに駆けつけて下さったお客様で溢れんばかりの大賑わい(^人^)
「能舞台で落語をしている時、快晴の空に紫雲がかかっていたよ」と、何人もの方に言われました。
お客様から届けられた“お練り”の時の写真。「わぁ~、身体に光が降り注いでる!」
そして迎えた南座での初日──。この日も晴天に恵まれました(^ー^)
東西の師匠方の臨席を賜り──。
桟敷席は花街(カガイ)の芸妓さん舞妓さんで彩られ──。
師匠にも口上を述べていただいた私は幸せ者です。
「桂小米朝改メ、五代目桂米團治襲名披露公演」は全部で77公演にも及びました。
実は、初日を迎える前、松竹の担当の方から思いも寄らぬ質問が飛んできたのです。「名前が変わるのは10月4日の、どのタイミングになさいますか」と──。「歌舞伎役者は、例えば楽屋に入って着到板に棒を差す瞬間とか、緞帳が上がる瞬間とか、人によってさまざまですが、小米朝さんはどの瞬間に米團治になるおつもりですか」と尋ねられ、しばらく考えた後、「私は大阪の芸人ですから、その日の大阪の“日の出時刻”にします。日が昇る瞬間って、験(ゲン)がいいじゃないですか」と答えました。
すると、その日の“日の出時刻は”午前5時55分!
「Go! Go! Go! で、五代目!」。なんと素晴らしい…と叫んでから、はや5年が経過──。果たして、どの程度ぅごーぃているのか。
これからの5年はもっともっと Going up すべく、精進いたします☆☆☆
皆様、なお一層のご声援を賜りますよう、ひとえにお願い申し上げますm(__)m