2013.10.07 《TPP──アメリカ大統領不参加》
この夏私が訪れたバリ島で現在、TPP(環太平洋経済連携協定)の首脳会合が開かれているそうですね。で、その会合にアメリカのオバマ大統領が欠席しているのだとか。
アメリカ経済は今、いつ米国債が債務不履行に陥るかもしれない状態。いわゆる国家財政破綻目前なのですからね。さすがのオバマ大統領もワシントンを離れるわけには行かない。
これまでアメリカ主導で半ば強引にアメリカの都合の良いように進められてきたTPP交渉──。現在、この内容に反対する加盟国が増えつつあり、年内妥結は難しくなりつつあるんだとか…。
コツコツと真面目に仕事をしている人達にとって、いい風が吹いてきたんじゃないでしょうか。
どうか、安倍総理、アメリカの尻拭いをすることだけはやめて下さいね。いくら貢いでも、このブラックホールは埋まりません。断る勇気も必要です。
考えたら、アメリカ国民も可哀想。FRB(連邦準備制度理事会)やCFR(外交問題評議会)の都合の良いようにおカネを運用されてきた結果がこれですからね。
日本は、アメリカ発の世界恐慌に巻き込まれぬためにも(すなわち、ニューヨークの株価が下がったら東京市場も下がるという連鎖を断ち切るためにも)、TPPはのらりくらりと交わしておいて、もっとASEAN(東南アジア諸国連合)に力を入れましょう。
ASEANの会議で、今のうちに基軸通貨を米ドルから円に切り換えるのです。もちろん、日本が提案するわけにはいかないから、マレーシアあたりに提案してもらい、合議の上、ほぼ満場一致で可決する!
これぞ日本およびアジアを救い、ひいてはアメリカ国民をも助ける真のTPP方策だと思います(^0_0^)