2013.11.12 《寝屋川市は高齢者パワーがみなぎる街》
10日(日)、知り合いから「NHK観たよ」と連絡が入り、あぁ10日が放送だったのかと知った次第(^o^ゞ
関西ローカルのNHK総合テレビ「新・ルソンの壺」での私の担当日。今回は、「高齢者を助ける生活支援ビジネス」と題して、大阪府寝屋川市のNPO法人を取材したのです。
高齢化と言われて久しい現代社会──。高齢者が高齢者を介護する“老老介護”も珍しくなくなってきました。
特別養護老人ホームや老人のケアハウスに入るのも、殆んど順番待ちとなっているのが現実。
このまま少子高齢化が進むと、老人介護の問題はますます深刻になってきます。
介護保険制度の先行きも不透明だし、どうしよう…。
そこで──、もう国に頼らず、自分たちの地域のことは自分たちで考えようと立ち上がったのが、寝屋川市のNPO法人「寝屋川高齢者サポートセンター」。
元気な高齢者が、日常生活に介助を必要としている高齢者に手を貸すという仕組みを作ったのです。
それは、すでにある社会福祉協議会の委員でもなく、介護福祉士やヘルパーでもありません。
元気な有志が「活動員」となって、ヘルパーが法律上できない部分の作業をするのです。
実際、ヘルパーができない作業は結構ありまして…。例えば──、
当事者の部屋の掃除はできるけど、庭の草むしりや庭木の剪定はできません。
買い物の代行はできるけど、当事者が行く買い物の付き添いは不可。
当事者の介助はできるのに、ペットの世話はダメ。
などなど、複雑多岐にわたります。
そんな隙間を埋めるのが活動員。無償ではないけれど、ヘルパーほどの給料は取らない。1時間あたり、800円そこそこという“お駄賃”感覚。
NPO法人「寝屋川高齢者サポートセンター」は、社会福祉に携わる行政機関とも、ヘルパーが契約している民間会社とも連絡を密に取り合い、互いに棲み分けられる仕組みを全国に先駆けて立ち上げたのです。
事務局長の三和清明さんにはスタジオにもお越しいただき、今後の展望について詳しくうかがいました。
NPO法人「寝屋川高齢者サポートセンター」のスタッフの方々を囲んで談笑する田代杏子アナウンサーと私(^0_0^)
庶民感覚あふれる寝屋川の街だからこそ、この仕組みがうまく回っているんだろうな…。私は京阪寝屋川市駅前の大利商店街を歩きながら、そう確信! 実際、私は寝屋川の人達の人情味あふれる心の温かさを実感しました。
取材中、色々あったけど、一番凄いと思ったのは──、
私のヘアスタイル! いやはや、スタジオで自分の取材ビデオを見てびっくり。完全に髪の毛が飛んでましたね。全然、気ぃつけへんかったf(^^; めっちゃ恥ずかしいよぉ~。
身の毛もよだつという言葉はありますが、髪の毛がよだつ思いとなりました。
皆さん、決して見ないように…いや、番組は観てほしいんだけど…私の髪型は絶対に見ないように★★★
一応、11月14日(木)午前11:05~11:30(関西地区のみ)と、再放送の日時は記しておきますが…
絶対、見ないでね(^∧^)