2013.11.24 《多治見市での初の独演会☆☆☆》
23日(土・祝)、岐阜県多治見市での初の独演会は盛況のうちに幕を降ろすことができました(^0_0^)
雲一つない秋晴れとなったこの日、爽やかな気持ちで大阪を出発。新大阪10:00発ののぞみに乗って名古屋に10:52着。そこで11:00発の特急しなのに乗り換えて、多治見には11:22着。
スムーズな旅になると思いきや、名古屋駅に停車寸前、のぞみが急ブレーキ! どうやら乗客の誰かが非常停止ボタンを押したらしい。
車掌さんは安全確認に大慌て…。もうあと数メートル進んだら降車位置に着くのですが、安全柵の関係でこの位置ではドアを開けられないとのこと。しかも、車両の安全が確認されない限り、再び列車を動かせないのだとか。
私は7号車と8号車の間のデッキ…すなわち車掌室の近くにいたため、様子を窺うと、車掌室の窓が開けられ、ホームでは駅員さんが心配そうに眺めています。車内の車掌さんは車内放送や、ほかの乗務員さんとの応対に追われている様子。
時間は刻々と過ぎ、午前10時55分…。
私は思わず、ホームにいる駅員さんに向かって、「11時発のしなのの発車、待ってもろてぇ~」と叫びました。「この中には、しなのに乗る人が大勢いるんです!」。極めて不確かな情報だけど、あらゆる理由をつけて頼みました。一人の駅員はボーッと立ったままだったけど、もう一人が電話を取り出し、どこかへ駆けて行きました。連絡してくれていたら、ええけどなぁ…。でも、無理かなぁ。
再び動きだし、のぞみが停車位置に着いたのは10時59分。ああ、もう無理やなぁと思いながら、乗り換え口を通って中央本線のホームに上がってみると──、待ってくれていたのです! しなのが!!
なんたる幸せ(^ー^) 結局、私らのほかにも20人ほどが特急しなのに駆け込み、口々に「良かった、良かった」と安堵していました(^0_0^)
私の声が効を奏したのか、それとは関係なく対応していたのかは定かでありませんが、駅員の皆さん、本当にありがとうございました(^人^)
約5分遅れで特急しなのが発車。多治見駅からはタクシーに乗り、ほぼ予定通りに会場に到着。丁寧に舞台チェックをすることができました(^人^)
晴天と紅葉に恵まれた多治見市笠原中央公民館アザレアホール。
実は、会館までの道中、東鉄タクシーの運転手さんが笠原についての案内を丁寧にして下さったのです。
今は多治見市になったけれど、合併までは土岐郡笠原町と言って、タイルや陶磁器で有名な町だったこと。かつて笠原は、向島、神戸、栄、平園、富士、釜、上原、音羽という地区に分かれていたこと。昔は東濃鉄道の軌道が敷かれ、電車が走っていたが、今はバスとタクシーだけになったことなどなど…。
いやぁ、中央公民館に着くまでに、笠原ツウになってしまいました(^o^ゞ
ここまで知ったからには…と、一席目は『掛け取り』に地名や方言を織り込んで演じた次第(^ー^)
実際、今日のお客さんは我々一行をとても温かく迎えて下さり、前座からよく受けました(^人^)
『子ほめ』 米輝
『掛け取り』 米團治
〈中入〉
『宗論』 米紫
『子は鎹』 米團治
米紫くんの『宗論』もバカ受けでした(^o^)/
楽屋弁当も美味しかった(^q^)
但し…今回は私、二席だったので、独演会としてはちょっと物足りなかったかな…。また、ご感想をお寄せ下されば、幸いです(^人^)
ご来場まことにありがとうございましたm(__)m
帰りはスムーズに帰阪。次回は、名勝と言われている不動の滝を是非とも観に行こう!