2014.04.05 《千里の万博記念公園も桜が満開》
大阪府吹田市千里の万博記念公園は桜の名所の一つです。
でも、うちの近所にありながら、最近は足が遠のいておりました。花見の時期も中国自動車道の側道をクルマに乗ったまま、道路に面した桜並木に目をやりながら「綺麗なぁ」と言って、通り過ぎるだけでした。
今年は久しぶりに公園内を視察(^ー^)
東京の上野公園と違って、中に入るのに250円かかるのですが、なんと言っても岡本太郎作の「太陽の塔」を間近で見ることができます(^ー^)
やはり、岡本太郎は天才ですね。亡くなって何年も経つのに、若い世代にも名前が通っているし、作品は全く色褪せません。
ここに佇むと、万国博覧会が開かれた1970(昭和45)年のことが脳裏にまざまざと蘇ってきます。その頃、私は小学6年生。太陽の塔の周りは大屋根で覆われ、下のお祭り広場では連日各国のショーが繰り広げられていました。アメリカ館やソ連館に入るのに、二時間並んだことなどなど…。僅か半年の博覧会でしたが、何年もやっていたような印象があります。
尤も、オリンピックは2~3週間で世界中に強烈な印象を与えますがね(^ー^)
あれから44年──。大屋根もパビリオンもエキスポランドも無くなってしまいましたが、日本庭園は残り、跡地には国立民族学博物館(みんぱく)ができました。
桜の時期は連日多くの人で賑わいます。
この日は花曇りの天気でしたが、園内の樹木はとても元気そうでした(^0_0^)
ふと、実家近くの兵庫県立西武庫公園(交通公園)の桜も気になり、足を伸ばしてみたところ──、
ここもまた満開でした(^ー^)
しかし、桜は半年や三週間どころにあらず…せいぜい一週間ほどしか持ちません。大阪の桜は、4日(金)の強風でかなりの花びらが飛び去ってしまいました(;_;)
「花の色はうつりにけりないたづらに、我が身世にふる眺めせしまに」
「花みればそのいはれとはなけれども、心のうちぞ苦しかりける」
「散ればこそいとど桜はめでたけれ、憂き世になにか久しかるべき」
桜は花の期間が短いからこそ、印象強いんですね。