2014.04.26 《いけだ落語うぃーく》
25日(金)、大阪府池田市の池田市民文化会館アゼリアホールで開かれた「いけだ落語うぃーく」に出演しました。
池田市には上方落語に関するさまざまなものを常時展示している「落語みゅーじあむ」という資料館があり、浄土真宗本願寺派の受楽寺の境内には初代・二代の桂春團治を顕彰する「春團治之碑」が現春團治師匠の後援会の方々により建てられ、また『池田の猪買い』や『牛ほめ』の落語にも池田が登場することから、文化行政としても落語の発展に力を入れて下さっているのです。
池田アゼリアホールで昨年から始まった春のイベント「いけだ落語うぃーく」。“春團治まつり”の開催や、落語作家の小佐田定雄さんと芸能史研究家の前田憲司さんの共同プロデュースによる一週間。初めの五日間はお二人が独自の視点で企画・構成・司会までなさいます。
アゼリアホールのロビーには、前田憲司さん所蔵による歴代の掛軸や色紙が展示されていました。
この日のテーマは“米朝ばなし”──。前半は米朝が創作あるいは復活した作品を弟子が演じ、後半は米朝アンドロイドによる落語の口演です。
早くにチケットは完売となり、賑々しく開演──。
「おはなし」 小佐田定雄&前田憲司
『釜猫』 宗助
『淀の鯉』 米團治
『一文笛』 ざこば
〈中入〉
『たけのこ』 米朝アンドロイド
「本家米朝会談」出演者全員
ご来場まことにありがとうございました(^人^)
お客様のみならず、噺家までも、注目は米朝アンドロイドでした。「果たしてアンドロイドは上手に落語を喋るのだろうか」という…期待と不安が入り交じった緊張が渦巻いていたのです。
出囃子が鳴り、緞帳が上がり、アンドロイドが喋り出すや否や、あまりの流暢な喋りと仕草にびっくり!
昨年より、進化してる…! 眉間の皺の寄せ具合や、目の表情など、そっくりです。
最後の座談のコーナーでは、ざこば兄さんが何度も「ほんまにチャーチャン(米朝師匠)と喋ってるみたいや」と仰いました(^0_0^)
出演者一同、口々に「アンドロイドに負けたなぁ(^o^ゞ」。
実は来月、米朝アンドロイドが巡業します。と言っても、二ヶ所だけですが(^^ゞ
11日(日)には米朝の故郷、姫路へ──(^ー^)
そして、15日(木)には米朝の居住地である尼崎へまいります(^ー^)
24日(木)には、米朝アンドロイドを紹介するため、朝日放送のラジオ番組「ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です」に出演させていただきました(^人^)
三代澤康司さん、関根友実さんとともに記念撮影☆
皆様、進化したアンドロイドロイドをご覧あれ☆☆☆