2014.06.30 《葬儀の翌日の独演会 in 銀座》
29日(日)、東京音協主催による恒例の「桂米團治独演会」が銀座ブロッサム中央会館で開かれました。
半年に一度の開催となっているので、銀座ブロッサムの舞台係さんも私の好みをすっかり把握して下さっています☆
定番となった「なだ万」の楽屋弁当(^q^)
ただ、この日は母の葬儀の翌日。お弁当をよばれながら、何をどう喋ろうかと、ギリギリまで迷っていました。
関西では新聞報道もありましたが、ここは東京。お客様の中には母の訃報を知らない人のほうが多いぐらいです。が、ネットニュースや私のブログなどで知っている人も結構おられるので、触れないわけにはいきません。
冒頭、その事に触れると、しばし、どよめき。でも、葬儀の準備の難しさを笑いを交えて話していくうちに、かなり空気が和んでいきました。そして、「次回はスムーズに段取りできます」と言った時、場内大爆笑(^o^)
一席目は自然に『地獄八景亡者戯』の前半を語り出しました。サゲ前で、なんと母が登場したのです。思わず口をついて出た言葉が「おかあさ~ん」。
和やかに独演会は進行(^0_0^)
『七度狐』 米輝
『地獄八景亡者戯(前半)』 米團治
『上燗屋』 ひろば
『鹿政談』 米團治
〈中入〉
『三十石』 米團治
但し、三席目の『三十石』は(言い訳になりますが)ネタを整理する時間がなく、ちょっと恥ずかしい高座になってしまいました。どうもすみません。次回にご期待下さい☆☆
いずれにせよ、沢山のご来場、まことにありがとうございました(^人^)
ところで、最近、東京の独演会に高校時代の同級生がよく来てくれるようになり、嬉しいかぎり(^0_0^)
兵庫県立尼崎北高校、第26期生の皆さん──。その中の一人、サックンこと櫻間靖夫からは彼の勤務先のウイスキーが届けられました。
真ん中の「竹鶴17年」は今年のワールド・スピリッツ・アワードに輝いた逸品☆☆☆
しかし、この日は近くの「土風炉」で、地ビール(白富士ビール)と地酒(〆張鶴)で、母への献杯を兼ねての食事会となりました(^q^)
ニッカ・ウヰスキーは帰阪後、よばれますね(^o^)