2014.08.17 《お盆──ご先祖の供養》
毎年のことながら、8月15日に天皇皇后両陛下がご臨席の中で開かれる全国戦没者追悼式では、とても神妙な思いに包まれます。私は戦争を体験していませんし、追悼式もテレビで観るだけですが、一分間の黙祷の後の天皇陛下のお言葉を聴く度に、涙が頬を伝わってくるのです。今年もそうなりました。
また、翌16日には、秋篠宮殿下がご家族とともに、戦時中に米潜水艦によって撃沈された学徒疎開船「対馬丸」の慰霊イベントに臨席されたというニュースが報じられました。
来月8歳になられる悠仁(ヒサヒト)さまが展示品を食い入るように見つめるお姿に、頼もしさすら感じた次第。
本当の哀悼、追悼の意味を教えられた気がします。
ところで、15日(金)に梅田のサンケイホールブリーゼで開かれた「米朝一門会」のプログラムには、演劇評論家の廓正子さんから寄せられた文章が掲載されていたのですが、そこには私の母、すなわち米朝夫人(中川絹子)の生前の思い出が綴られていました。米朝家にとって初盆の“お盆興行”となったわけです☆
【11時の部】
『転失気』 雀五郎
『七段目』 吉弥
『流燈会』 文我
『鬼あざみ』 南光
〈中入〉
『鶴亀捕物帳』 塩鯛
『首提灯』 ざこば
【15時の部】
『二人ぐせ』 鯛蔵
『阿弥陀池』 南天
『地獄八景亡者戯(前半)』 米團治
『始末の極意』 ざこば
〈中入〉
『宇治の柴舟』 文之助
「大喜利」 司会…南光 米平・南天・米紫・紅雀・鯛蔵
暑い中、たくさんのご来場まことにありがとうございました(^人^)
そして、17日(日)、中川家では神道形式で母の五十日祭が執り行われました。
富松神社の善見宮司とともに記念撮影☆☆
母が若柳流の師範であったことから、日本舞踊のお弟子さんが大勢集まり、直会(ナオライ)は父も交えて賑々しく行われました(^0_0^)
ゆく夏を惜しむ初盆、無事終了☆☆☆