2014.08.25 《大阪市営交通110周年記念シンポジウム》
24日(月)、大阪・中之島の大阪市中央公会堂の大集会室にて「大阪市営交通110周年記念シンポジウム」が開かれ、私もパネラーの一人として参加させていただきました(^0_0^)
これは大阪市交通局主催のイベントで、一般市民に向けて聴講希望を募ったところ、900人の枠になんと3000人を超える応募が来たのだとか…。というのも、第1部の基調講演が百田尚樹さんだったからです(^o^ゞ
百田尚樹さんと言えば、朝日放送のテレビ番組「探偵!ナイトスクープ」の構成を長年勤められ、小説『永遠の0』では売上げが400万部を突破したというほどの人気作家。
この日の演題は『私の愛する大阪』。歯に衣着せぬ物言いで、笑わせ、泣かせ…大いに聴衆を魅了されました(^0_0^)
休憩の後、いよいよパネルディスカッションです。私も噺家として負けてられへんなと、気合いを注入↑↑↑
百田尚樹氏を囲むパネラーたち。
パネルディスカッションのテーマは『これからの大阪の活性と地下鉄の役割』。関西大学教授の白石真澄さんのコーディネートのもと、NTT西日本代表取締役社長であり、関西経済同友会の代表幹事でもあられる村尾和俊さん、東京地下鉄株式会社常務取締役の高山輝夫さん、大阪市交通局長の藤本昌信さん、そこに私も加えていただき、自由に意見を述べ合いました(^0_0^)
現交通局長の藤本さんは、かつて赤字だった京福電鉄(嵐電)を黒字に導いた人。大阪市営交通の民営化に向け、二年前に交通局長として登用されたのです。お話しを聞くうちに、「単に民営化しても意味がないことを熟知しておられる方だな」ということが分かり、安心して色々と討論することができました。
私は独自の視点で「ホームの案内板に関しては、目的地に応じて何両目に乗れば良いかが全て記されてある東京メトロを見倣うべきだ」とか「大阪市営地下鉄は、例えば“松竹座”とか“太閤園”といった民間の建物に関する案内表示が殆んどない。民間であっても、利用者の多い文化施設や公共性のある建物にはもっと案内表示を増やすべきだ」など、かなり具体的な提言をしていきましたf(^ー^;
一つ、「大阪で宿泊する観光客のために、一日乗車券だけでなく、二日乗車券も発売すべきだ」との提言に対しては、「実は、二日券の発売も始めております」との返答でした。へぇ…。皆さん、ご存知でしたか? 私は知りませんでした。いや、京都にそれがあるのは知ってたのですが…大阪にもあったとはf(^^;
いずれにせよ、市営交通であれ、サービス精神が問われる時代。大阪の市営交通(地下鉄&バス)が、ますます利用者に愛されるものになって行くことを祈っております(^∧^)