2014.09.04 《桂米朝一門会 in 魚津》
3日(水)は富山県魚津市の新川文化ホールで「桂米朝一門会」がありました。
「にいかわ」と読みます。以前、ここは新川郡と呼ばれていた所。富山県東部を「新川」と言い、その隣に「新潟」「新津」が広がっている…。古代史好きの私など「ひょっとして、この辺りには、かつて“にい”という王国があったのではないか」と思ってしまうほどf(^_^)
その新川文化ホールへ行ったのは6年ぶり。そう、「小米朝改め、五代目桂米團治襲名披露公演」で訪れて以来のこと(^0_0^)
ちなみに、その時の顔ぶれは、米朝、ざこば、南光、米團治、団朝、吉弥。そして“江戸”から三遊亭楽太郎さんをゲストにお迎えしての披露興行でした。まだ、円楽を襲名される前のことだったんですね。
あれから6年──。当時、前座を勤めてくれた吉弥くんは、中入後の登場となり、私の弟子の團治郎が前座で出演。
今回、御大・米朝の出演が無かったにも拘わらず、新川文化ホールには沢山のお客様が詰め掛けて下さいました(^∧^)
楽屋に用意された魚津の仕出し屋「三華久」の美味しいお弁当で腹ごしらえ(^q^)
舞台チェックも入念に済ませ、いざ開演──。
『動物園』 團治郎
『桃太郎』 歌之助
『鹿政談』 米團治
〈中入〉
『ちりとてちん』 吉弥
『火焔太鼓』 南光
ご来場、心より御礼申し上げますm(__)m
「ロビーの販売物もとてもよく売れた」と、米朝事務所の今井社長も大喜びでした。富山の皆さん、まことにありがとうございました(^人^)
終演後は、富山市内に移動し、新川文化ホールの高嶋忠夫館長を初めとするスタッフの方々とともに宴の始まり(^0_0^)
場所は富山市新富町の居酒屋「空飛ぶうさぎ」。店名と言い、表構えといい、いささかの“妖しさ”を感じましたが、中に入るとびっくり! 全国津々浦々の銘酒がズラリ並んでいるのです!!
かなりのグルメでいらっしゃる南光兄さんが「秋田の『新政(アラマサ)』の“6(シックス)”はありますか」と訊いたところ、「はい、ありますよ」と出てきたものだから、いきなりハイ・テンションに(^_^)/□☆□\(^_^)
その上、次に「新政」の“崑崙”が出てきたものだから、テンションMax^_^)/▼☆▼\(^_^)
そこへ出てくる料理がまた凄かった! 富山湾の魚が並びます。
のどぐろやミズダコを初めとする刺身の盛り合わせ。
鯖の昆布〆。
氷見牛の燻製。
そのほか、鶏のつくね、のどぐろの炙り、白海老のから揚げ、各種あらだきなどなど…。どれもこれも舌鼓の連続(^q^)
私も地酒を思いつくまま、次から次へと注文しました(^o^ゞ
和歌山の「黒牛」、富山の「三笑楽」、福井の「黒龍」…。そして、初めて飲んだ三重の「而今」☆☆☆
いやぁ、贅沢なひとときを味わせていただきました(^o^)/
「この店に来るために、また富山公演を実現させましょう」と握手を交わし、お店の方々とともに記念撮影☆☆☆ 皆、テンションMaxオーバー↑↑↑f(^ー^;
翌朝、帰途に就き、特急サンダーバードの車窓から見る田園風景に心癒されます。
この夏は雨が多く、日照時間が短かったので、コメの出来を心配してましたが、稲穂はたわわに実っていました。少なくとも北陸のおコメは大丈夫であるようです(^∧^)
自然の恵みに感謝して、さあ、明日(5日)の横浜にぎわい座もがんばろう(^o^)/