2014.09.19 《信州の旅──二日目は戸隠神社》
翌朝は快晴に恵まれました(^0_0^)
長野県の最北端、戸隠神社を目指します。
日本の三大聖地とは、高野山、比叡山、戸隠山と言われているそうなのですが、まだ私は戸隠には一度も行ったことがなかったのです。
実は今回、初めは行く予定ではなかったのですが、明神ママから「折角、長野まで来たんやから、戸隠へ行きませんか? 私、話には聞いてるんやけど、まだ一度も行ったことがないんやわ。行けたらなぁ…嗚呼、行きたいなあ」と、控えめに何度も提案され、急遽行くことにf(^ー^;
伊那インターから長野インターまで1時間以上。そこから更に1時間かけて、戸隠に到着。長野県は大きいなぁf(^ー^;
でも──、
来て良かった!!
戸隠神社はとても穏やかな氣に満ち溢れておりました(^ー^)
『先代旧事本記』によると、孝元天皇5年(BC 210年)に天手力雄命が奥社に鎮まられ、その後、康平元年(1058年)に宝光社が、その30年後に中社が完成。平安時代にはすでに修験道の名所となっていたことが『梁塵秘抄』に記されているとのこと。
我々は戸隠神社にある五つのお社を順にお詣りしました(^∧^)
まずは、天八意思兼命(アメノヤゴコロオモイカネノミコト)の御子神である天表春命(アメノウワハルノミコト)が祀られている宝光社。
五社の中で最も古い本殿は実に荘厳☆
次に、天の岩戸の中へ隠れてしまった天照大御神(アマテラスオオミカミ)に岩戸から出てきてもらうため、岩屋の前で妖艶な舞を披露した天鈿女命(アメノウズメノミコト)が祀られている火之御子社。
境内の夫婦杉が立派でした☆☆
続いて、天の岩戸開きの方法を考えた天八意思兼命(アメノヤゴコロオモイカネノミコト)が祀られている中社。
拝殿横の滝では、龍神さんが気持ち良さそうに佇んでおられるようでした☆☆☆
そして、奥社へ向かう長い参道──。
約2kmにわたって続く木立の中を歩きます。気分爽快!
中程にある茅葺きの随神門をくぐると──。
突如、数々の御神木が我々をお出迎え!
どっと神氣が強まります☆☆☆☆
ようやく辿り着いた奥宮!
巨石を挟んで戸隠の地主神として信仰されている九頭龍大神(クズリュウノオオカミ)が祀られている九頭龍社と、天の岩戸を開いた天手力雄命(アメノタジカラオノミコト)が祀られている奥社がありました。
ここの御神籤(オミクジ)は、神官に自分の満年齢を告げて、ご神託を授かる形で行われていました。
「55歳です」と告げると──、
第64番 天津神籬兆(あまつひもろぎのうらかた)「吉」が出ました☆☆☆☆☆
修験道における日本三大聖地の一つ、戸隠山は神社信仰が色濃く残っていますが、戸隠忍法資料館や講堂跡があるなど、神仏習合であった頃の名残も強く感じました。
帰り道、沢山沢山ある蕎麦屋の一つ、「大久保の茶屋」という蕎麦屋に立ち寄ったところ──、
そこは文化2年創業の老舗で、昭和天皇皇后両陛下御用達の店でした。
お蕎麦もさることながら、蕎麦がきや蕎麦だんご、それに山菜の揚げ物の美味しいこと! 長野の地酒「大信州」の燗を呑みながら、きれいに仕上がりました(^q^)
戸隠はまた訪れたい聖地となりました(^人^) 次回は、今回見逃した鏡池にも是非行くぞ!