2014.10.13 《松喬十六夜「第九夜」右喬奮闘編》
12日(日)、大阪・道頓堀の角座で、昨年の7月30日に肝臓癌でお亡くなりになった笑福亭松喬さんを偲んでの“松喬十六夜”の「第九夜」が開かれました。
生前、私は松喬兄さんには本当に可愛がっていただきました。大阪でも巡業先でも、事ある毎にお酒を酌み交わしながら芸談を聞かせていただいたものです。
癌が見つかり、かなり進行していると診断されてからも、『お文さん』や『網船』など、埋もれていた古典にどんどん輝きの息吹きを入れて来られたお兄さん。
最後の偉業“松喬十六夜”は志半ば(第三夜まで)で潰えましたが、弟子たちがその遺志を受け継いで、定期的に開催しているのです。
今年の夏には、阿倍野区民ホールにて「第八夜」の一周忌“追福興行”が盛大に開かれました。
そして今月、道頓堀の角座での「第九夜」に私も出演させていただいた次第。
今回は弟子の右喬くんの奮闘公演。何かと話題豊富な右喬くん──。満員の会場は、のっけから大いに盛り上がりました(^o^)/
『修行日記』 右喬
『二人ぐせ』 風喬
『猫すねちゃった(桂三枝作)』 右喬
『代書』 米團治
〈中入〉
『右喬噺』 三喬
『崇徳院』 右喬
ご来場、心より御礼申し上げます(^人^)
右喬くんのお蔭で、私はこの日にしかできない『代書』を演じることができました(^o^ゞ
終演後は、居酒屋「世界の山ちゃん」千日前店で打ち上げ(^_^)/□☆□\(^_^)
松喬門下の三喬、遊喬、喬楽、右喬、風喬、喬介くんに、お茶子の波平こと浪江さんも加わって、松喬師匠の思い出話や右喬くんの失敗談などで、再び大いに盛り上がりました(^o^)/
生ビールと手羽先だけのつもりが…。
気づけば、愛知県半田市の大吟醸を3杯おかわりしてました(*^-^*)
「松喬十六夜」、ますます盛り上がりますように☆☆☆