2014.11.18 《京都・吉田山での紅葉狩り》

先日、初めて京都市内の吉田山と、その周辺を歩きました。
  
しょっちゅう京都に来てるのに、私は左京区の吉田山に登ったことがありませんでした。京大に縁がなかったからかもしれません(^-^ゞ
 
実は、この日も初めは吉田山に行く予定はなかったのです。前々から行きたかった真如堂の紅葉を観るべく、左京区浄土寺真如町へとクルマを走らせただけでした(^^ゞ
 
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私が訪れた日は、まだ紅葉の見頃には少し早い時期でしたが、その分、緑から赤へのグラデーションが楽しめました(^0_0^)
 
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真如堂の正式名称は、鈴聲山真正極楽寺。
 
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比叡山延暦寺を本山とする天台宗の寺院で、戒算上人が開山したのが始まり。
 
その後、浄土宗の開祖である法然上人や、浄土真宗の開祖である親鸞上人をはじめとする多くの行者や民衆の信仰を集めたのだとか。
 
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私が行った日は浄土系の法要「お十夜」の二日前だったため、ご本尊の阿弥陀如来立像が開扉されていました☆
 
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庭園も美しく、ホッと一心地(^ー^)
 
真如堂を出た時に、目にした看板が「吉田神社→」。
 
「吉田神社って、この近所にあったんか…ほな、お参りしょうか」と、フラッと立ち寄ったというわけ(^o^ゞ
 
元東伏見宮家別邸の「吉田山荘」の横を通り過ぎ、吉田山の中腹でまず目にしたのが、吉田神社を司る吉田家の斎(イツキ)の場所となっている「斎場所(サイジョウショ)大元宮(ダイゲングウ)」。
 
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宇宙の根元である虚無大元尊神(ソラナキオオモトミコトカミ)が祭られてあるのだそうです☆☆
 
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八角形の社殿は、聖徳太子の夢殿にも似て、美しく清々しい佇まい(^人^)
 
 その坂を下った所に、吉田神社がありました。
 
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たまたま結婚式が執り行われていて、幸せのお裾分けを戴いた気分になりました(^ー^)
 
ご祭神を見て、びっくり。
 
第一殿 健御賀豆知命(タケミカヅチノミコト)
第二殿 伊波比主命(イハイヌシノミコト)
第三殿 天之子八根命(アメノコヤネノミコト)
第四殿 比売神(ヒメガミ)
 
漢字の表記は違えど、奈良の春日大社と同じ神様です。
 
訊けば、859年に中納言藤原山蔭卿が春日大社の四神を勧請して平安京の鎮守神として(御所の鬼門にあたる)吉田山に創建した神社なのだとか。
 
「それで吉田山には天皇の御廟が多いんやなぁ」と、納得した次第。
 
この日は次の訪問先があったため、標高121mの吉田山のてっぺんまでは登らずじまいf(^^;  次回は是非とも山頂付近にあるカフェ「茂庵」に立ち寄ろう!
 
さて、その後は山科区へと移動。今年の暮れまでに屋根の葺き替えを終える予定の日向大神宮へ参拝し、宮司さんとも挨拶を交わし、その足で毘沙門堂門跡へ参りました。
 
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ご本尊の毘沙門天に手を合わせ、提灯を奉納し、美味しいぜんざいを食べて、帰途に就きました(^q^)
 
考えたら、節分行事で有名な社寺ばかり廻っていたようです(^ー^)
 
心の鬼を退治して、しっかり福を取り入れようっと\(^o^)/
 
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只今、紅葉真っ盛り。永観堂も綺麗だろうな。皆さんも素敵な紅葉狩りを☆☆☆