2014.11.30 《上方落語『まめだ』を体感!》
三田純市作の『まめだ』は、秋を代表する上方落語として、この時期、よく演じられます。
大阪ミナミの道頓堀と三津寺の境内を舞台に、豆狸の哀愁を描いた作品ですが、イチョウの葉が黄色く染まるこの季節、三津寺さんならずとも、至るところで『まめだ』の風情が味わえます。
大阪でイチョウ並木と言えば御堂筋が有名ですが、曽根崎から北摂へと延びる新御堂筋沿いでも綺麗なイチョウを見ることができます。うちの近所、緑地公園から桃山台にかけての新御堂筋沿いも綺麗に色づきました(^0_0^)
クルマで走っていても、心が揺さぶられます(^0_0^)
「嗚呼、もののあはれを感じるなぁ」と、感慨にふけっていた時──。
はらはらと落ちてきた一枚のイチョウの葉がフロントガラスにピタリと引っつき、少しも動かないのです。
信号待ちでも、走行中でも動じません。
私はだんだんこの葉が、いとおしくなってきました。
家の駐車場までは、あと800m。よし、落とさずに走ろう! もしも、これが落ちてしまったら…何やらオー・ヘンリーの小説『最後の一葉』にも似た心境にf(^^;
強風が吹かないことを祈りつつ、祈りつつ……無事に到着(^ー^)
こんな感じで走ってました(*^_^*)
エイの赤ちゃんのようでもあり、UFOのようでもあり…。
大事にダッシュボードの中にしまっておきますf(^ー^;
この季節、皆さんも『まめだ』を体感されてはどうですか(^ー^)