2014.12.10 《井上八千代さんとの対談》
いやぁ、「遊食邸」のお弁当“自然弁当九品盛り”は堪能しました(^q^)
中島農園の黒米、青谷梅工房の梅干し、皇帝塩…など、素材にこだわりを持ち、ご飯の量も多く、野菜に関しては根菜が多くて緑黄色野菜がうんと控え目。鯖の生姜煮やだし巻の味加減も絶妙。
炭水化物を多く摂り、おかず(ビタミンA・Dやカルシウム)の量を控えるという私の健康哲学ともほぼ合致し、普段は大抵おかずを二品三品残してしまう私なのですが、この日はすべて美味しくいただきました(^∧^)
でも、いくら我儘な私とは言え、ほかに用事もないのに、大阪から京都まで弟子に弁当を買いに行かせるようなことは致しませんf(^^;
翌日も京都で仕事があったのです☆
二ヶ月に一度担当している毎日新聞の対談「米團治の粋な噺で行きましょう」の取材──。
今回のお相手は井上八千代さん! 地歌を基調とした上方舞の一つ、「京舞」とも呼ばれている井上流の家元でいらっしゃり、祇園甲部の芸妓・舞妓さんの修練の場である女紅場(ニョウコバ=八坂女紅場学園)でも長年にわたり教鞭を執っておられる八千代さんとお喋りさせていただく機会を得た私は、光栄の至りでございました。
ご自宅のお稽古場で、ツーショット☆☆
八千代さんは京都生まれの京都育ち。上品で可愛くて凛としておられ…「京美人」という言葉がピッタリです(^ー^)
お互い伝統を受け継ぎ次代に伝えることを生業とし、どちらも五代目であるという点も同じなのですが、芸の習熟度が大きく違います。
そもそも八千代という名は井上流の家元が名乗る芸名で、本名は三千子。「みっちゃん」は物心ついた頃から先代(お祖母様)の弟子として大いに研鑽を積まれ、なんと19歳で女紅場の教師に就任。43歳で日本芸術院賞を受賞し、翌年に五代目八千代を襲名。2013年には紫綬褒章をお受けになるなど、その活躍ぶりは目を見張るばかり(^0_0^)
この日のお話しも学ぶところだらけでした(^∧^)
いろいろとお手伝いをして下さった愛娘、安寿子さんも加わってのスリーショット☆☆☆
対談の模様は、来年1月12日(月)の毎日新聞に掲載される予定です。お楽しみに!