2015.01.10 《第85回所沢寄席@所沢市民文化センター》
10日(土)は埼玉県所沢市の所沢市民文化センターでの所沢寄席に出演。
「初笑い!新春東西らくご特選」と題する特別企画──。
上方の噺家は関東以北にはあまり呼んでもらえません。交通費や所要時間の問題もあるのでしょう。東京都内は多くても、北関東や東北へ仕事で呼ばれる回数はホントに少ないのです。
したがって、所沢ですら滅多に行く機会がありません。だから、朝から嬉しくて仕方ありませんでした。その気持ちをさらに高揚させたのは、道中、富士山が綺麗に見えたこと!
新大阪駅始発ののぞみを浜名湖を通過してる頃から東の山肌から真っ白の富士山が顔を出しているのが見えたので、「こりゃ行ける!」と、昔ながらのガラケーを入念にチェックして、新富士駅通過を待ちます。
静岡駅を通過してトンネルを四つ潜った時、「見えた!」。綺麗な富士山!
この日は車掌さんによる車内放送もあり、乗客の皆さん、車窓に釘付け(^0_0^)
でも、いつものことながら、時速300km近くで走行するのぞみの車窓から富士山を撮るのは至難の技。鉄橋の橋脚がはいったり、工場の建物にかぶったり…。そんな中、全神経を集中させて撮った今回の作品はこの二つ。
まずまずかなf(^ー^;
ちなみに、過去の作品はこちらをご覧あれ。
落語の前の一仕事を終え、相模原から見える富士山を観賞しているうちに、はや品川駅に到着。
そこから、山手線で池袋駅、そして西武池袋線の特急ちちぶ号で所沢駅へ。
所沢ミューズのマーキーホール(所沢市民文化センター中ホール)には沢山のお客様がお集まり下さり、賑々しく開演──。
『地獄八景亡者戯(前半)』 春蝶
「太神楽」 柳貴家小雪
『松山鏡』 正蔵
〈中入〉
「漫才」 宮田陽・昇
『幇間腹』 菊之丞
『掛取り』 米團治
ご来場ありがとうございました(^人^)
正蔵&春蝶&米團治、いわゆる“二世”の三人です。
今、注目度ナンバーワンの漫才コンビ、宮田陽・昇さんと初めてご一緒しました(^ー^)
楽屋弁当も美味しくいただきました(^q^)
ところで、正月は江戸の噺家さんは寄席の掛け持ちで大忙し! 正蔵さんと菊之丞君は入れ替わりで所沢と鈴本演芸場を往復してはりましたf(^^;
私は東京での掛け持ちはありませんでしたが、終演後、札幌へと移動! 翌日の独演会のため、前乗りです。
最短時間で所沢から羽田へ出る方法を春蝶君に教わり、所沢駅~(西武新宿線・特急小江戸号)~高田馬場駅~(JR山手線)~品川駅~(京浜急行)~羽田空港駅の順路で、余裕をもって空港に着くことができました。さすが、二股生活の春蝶くん! 東京にも慣れています(^ー^) おおきに(^∧^)
JALで新千歳空港までひとっ飛び☆ 関空からの一行と合流し、翌日の札幌での独演会に備えます☆☆