2015.02.12 《「桂米團治独演会」 in 姫路 by 米輝》
こんにちは。
うちの師匠のフランス語の稽古が佳境に入っているため、本日のブログは米輝が担当させていただきます。
2月11日・建国記念の日は、姫路市市民会館にて「桂米團治独演会」がありました。
師匠の家から衣裳と鳴物一式をクルマに積んで、慶治郎の運転で出発。この日、私は鳴物係で同行しました。
少し早めに姫路に着いたので、会場入りする前に米朝師匠の実家があった九所御霊天神社(くしょごりょうてんじんしゃ)へ参拝。
師匠のおみくじは「吉」!
気分よく会場入りされました。
会場入りしてすぐ、まだ開演まで時間に余裕があったので、師匠はまた市民会館の北側にある播磨国総社 射楯兵主神社(はりまのくにそうしゃ いたてひょうずじんじゃ)へお参りに行かれました。
帰って来られるなり、「本殿で結婚式をしてたで。お前は総社に行ったことあるか?」「いいえ、ありません」「ほな、これからお参りに行って来なさい」「えっ」「イヤなんか」「いえ」「ほな、行きなさい」と言われ…いや、言って下さり、わたしも参拝させていただきました。
ふだん滅多に一人では神社に行かないわたしですが、やっぱり神社は良いですね!
・・・<米團治から一言「ホンマに思てるんか?」>
・・・<米團治「射楯大神が五十猛尊、兵主大神が大国主命であることなんか、米輝にとってはどうでもええことなんやろなぁ」>
落語会のほうは温かいお客様で大入り!
『動物園』 慶治朗
『青菜』 米團治
『初天神』 雀五郎
『鹿政談』 米團治
〈中入〉
『地獄八景亡者戯』 米團治
師匠の姫路市市民会館での独演会は毎年冬に開催されていて、いままで夏の噺が出てなかったので、今年は夏が舞台の『青菜』を一席目に、それから江戸時代の奈良が舞台の『鹿政談』、あの世が舞台の『地獄八景亡者戯』の三席で大いに盛り上がりました。
前座の慶治朗と助演の雀五郎兄さんもよくウケてはりました☆
・・・<米團治「それは確かにその通り。出演者一同、温かいお客さんに助けられました(^人^)」>
・・・<米團治「主催者である姫路労音のスタッフの皆様のお心遣いにも感謝(^人^)」>
姫路の皆さん、ありがとうございました!
By 米輝