2015.02.25 《「落語とクラシック」 in ブルゴーニュ 終章》
今回の旅では、公演の前後にさまざまなブルゴーニュワインの蔵元を訪ねることができました(^0_0^)
そこで私はフランスワインの知識のほんの一端を身に付けました(^人^) 例えば、次のようなこと──。
ワインの醸造所のことをドメーヌ(Domaine)と言って、作り手の名前が記されています。当然、一つの村にいくつものドメーヌがあります。
ちなみに、ボルドー(Bordeaux)地方では、ワインの醸造所のことをシャトー(Château)と言いますが、ワインの作り手は一つのシャトーでしか作れません。シャトーの領主が自分のエリアを統轄し、ブランド力を高めてきたのです。
それに対して、ブルゴーニュ(Bourgogne)地方では一人の作り手がいろんな村に畑を持つことができます。例えば、ジュヴレ・シャンベルタン(Gevre-Chambertin)の作り手が、シャンボール・ミュジニー(Chambolle-Musigny)や、ニュイ・サン・ジョルジュ(Nuis-Saint-Georges)や、ピュリニー・モンラッシェ(Puligny-Montrachet)といった他所の村の畑を持つこともできるのです。これはブルゴーニュが局地的な気象変化を持つ地域であるため、不作による損失を回避するための方策なのだとか。
今回、世界に冠たるロマネ・コンティの畑を有するヴォーヌ・ロマネ(Vosne-Romanèe)にも行くことが叶いました!
季節は2月。まだ芽も出ていない時期でしたが、土壌作りの大切さや、枝を一本だけ残して冬を越させることの重要性、はたまた日照時間の優劣により畑の等級が決まることなど、ワイン作りの根本を知ることができ、大いに悦に入った次第f(^_^)
いろんな種類のワインを試飲させていただき、し・あ・わ・せ(^o^)/
フランス滞在最後の夜には、ジョン=フィリップ・マルシャンさんのご自宅に招いていただき、お手製のフランス料理をよばれました(^q^) 上質のワインをどんどん開けながら!!!
翌22日(日)、延々と広がる葡萄畑を見るにつけ、農業国であることの素晴らしさを痛感! 食糧自給率130%を誇るフランスの偉大さを目の当たりにしながら、帰国の途に就きました(^0_0^)
そうそう、旅に出る前に、江崎グリコの江崎勝久社長にフランス行きのことを申していたところ、公演会場の「ラ・コメディ・ドゥ・ヴァン」に沢山のポッキーを届けて下さったのです!
フランスでは“ミカド(MIKADO)”と言って、人気商品なのだとか。一味違うポッキーを皆で仲良くいただきました(^q^)(^∧^)(^q^)
最後に、今回の旅のコーディネートをして下さった西尾和浩さん容子さんご夫妻に心より御礼申し上げます(^人^)