2015.05.13 《第4回「はなしか宝塚ファン倶楽部」 by 慶治朗》
皆様こんにちは、久々に登場しました慶治朗でございます。今回は私がブログを代筆させていただきます(^○^)
さて、5月11日(月)天満天神繁昌亭夜席にて、師匠が変身されました\(^o^)/
「第4回 はなしか宝塚ファン倶楽部 エリザベート-愛と死の輪舞-」
あやめ師匠をはじめとされる上方落語協会の宝塚歌劇ファンの方々が「繁昌亭の舞台で、タカラヅカの演目を上演してしまおう!」という知る人ぞ知る会で、今年でもう4回目☆ 4回目にして、タカラヅカの大ファンでいらっしゃるウチの師匠もとうとうトート役でご出演に☆☆
しかも、今回はトート役を花丸師匠とのWキャストで二日間に渡る公演となり、両日とも大入り満員で補助席も出る賑わいとなりました(^o^)/
ウチの師匠は二日目の出演です。
前半は落語三席、そして後半は専用に舞台を設えてのタカラヅカ公演でございます☆☆☆
[第1部] 落語
『看板の一』 米團治
『鉄砲勇助 (宝塚ver.)』 花丸
『青田買いましょランラン』 あやめ
やはり宝塚歌劇をテーマにした会ということもあって、演目もタカラヅカにちなんだ改作や創作が並びました! またこの日は膝隠しという道具まで、花の装飾をつけたタカラヅカ仕様☆客席には落語ファンならびに宝塚ファンのお客様がお詰め掛け下さって、宝塚ネタで大盛り上がり(^○^)
そして、中入をはさんでいよいよ、お楽しみの第2部でございます☆☆☆
[第2部] 花詩歌グランドロマン 「エリザベート -愛と死の輪舞(ロンド)-」
ご来場いただけなかった皆様へ、お待ちかね、桂米團治 扮する黄泉の帝王トート閣下!!
もちろん、お姿だけではありません。師匠はもちろん、皆さんこの日のために、何日も前から集まられて稽古を重ねてこられましたので、歌やダンスも本気の本気です (笑)
とくに師匠はノリにのられたのか、前半からテンションは最高潮!!
普段の高座のお姿はもはや見る影もございませんでした (笑)
左は、お囃子のはやしや香穂さん扮するルドルフ殿下(少年期)であります☆
そして、林家花丸師匠扮するルドルフ殿下(青年期)とのデュオ(^○^) ご表情からも、本気っぷりが伺えます (笑)
でも本当にすごいんです! 少ない予算と限られた稽古時間の中から「本物のタカラヅカにできるだけ近づけよう」と工夫がたくさん散りばめられ、お客様の歓声の中には「こうきたか!」「ここまでやるか!」というような驚きの声も(^ ^)
ただ単にタカラヅカを真似るだけではありません。そこは「はなしか宝塚ファン倶楽部」、随所にアドリブや笑いが取り入れられて、おそらく本物のタカラヅカではあまり聞けない客席の歓声もこだましておりました (笑)
ちなみに、楽屋では皆さん早着替えのため戦場のようになっていまして、ウチの師匠も「次の衣装は?小道具は?化粧直さんと!!」と、もはや普段の繁昌亭の雰囲気はどこにもありませんでした (笑)
そして、グランドフィナーレ──。
はなしか宝塚ファン倶楽部の組長(ここ大事だそうです)でいらっしゃる、桂あやめ師匠より舞台挨拶があり、そこで来年の演目「ミー・アンド・マイガール」が発表されました。
最後は出演者皆さんで「この愛よ永遠に~TAKARAZUKA FOREVER~」を合唱し、終演……☆☆☆
終演後は皆さん舞台衣裳のまま、お客様の送り出しも行われ(ここまでしっかりセットの会だそうです☆)、大盛況のうちにお披楽喜となりました(^ー^)
ご来場の皆様、本当にありがとうございました!
普段の噺家、お囃子さんの姿からは想像もつかないような新しい一面が見られる、何より出演者皆さんのタカラヅカ愛がたくさん詰まった素晴らしいステージ、今年来られた方は来年も! そして、今年来られなかった方は来年こそ! 是非、足をお運び下さい!
なぜ私がこんなに宣伝するのか、ですか?「はなしか宝塚ファン倶楽部」のファンになってしまったからです (笑)
これから来年の公演をより楽しませていただくために、本物のタカラヅカも勉強させていただきます(^○^)
By 慶治朗
【米團治より一言】
出演者の皆さん、スタッフの皆さん、そしてお越しいただいたお客様、急遽参加の私を温かく迎えて下さり、本当にありがとうございました(^人^)
リーダーの桂あやめさんの熱き思いには心打たれました!
ちなみに、初日の楽屋はこんな感じでした。
生喬くんのフランツ。
そして、二日目のトート。
なんと元タカラジェンヌの出雲綾さんが二日目の公演を観に来てくださったのです!
打ち上げ会場「CocoNano」でいろんなお話しを聞くことができました(^o^)/
みんなに感謝(^∧^)