2015.07.29 《米團治一門、初の合宿》
きっかけは雀三郎一門でした。
雀三郎兄さんが、毎年、弟子を引き連れて合宿に行ってはるということを小耳に挟み、ウチもやろうと決断。
早速、大阪・池田の温泉旅館「不死王閣」を予約し、28日から29日にかけて、米團治一門、初の合宿と相成りました(^0^;)
不死王閣は1933(昭和8)年に「伏尾の鮎茶屋」として開業し、1963(昭和38)年、今の建物になって「不死王閣」と改名。創業82年を誇る老舗なのです☆
「不死王閣」の名前の由来は平安時代に遡るのだとか。池田の久安寺の高僧、賢実上人は朝廷の信頼を得ていた方で、ある日、鳥羽天皇の正室、美福門院(藤原得子)が懐妊された折、上人が安産を祈ることにより、のちに近衛帝となる立派な皇子を出産。以来、この地域は「不死王村」と呼ばれるようになったのだそうです。今の伏尾という地名の由来でもあるとのこと。
実は私、3年前にも家族で訪れており、久しぶりの再訪となった次第☆☆
何より、クルマだと家から20分で着くので助かります(^-^)
今回も泉質の良さと料理の美味しさに大満足☆☆☆
女将さんも挨拶に来られ、なんと「なにわの女将の牛すじカレー」をお土産にいただきました(*^_^*)
訊けば、大阪の4つの温泉旅館の女将さんが「大阪にも温泉旅館があるのを全国の人にもっと知っていただこう」と、その宣伝の一環として、合同で“女将カレー”を発売されたのだとか!
でも、この日、「不死王閣」は全国どころか、中国や韓国など、海外からの観光客で賑わっていましたが(^0^;)
犬鳴山温泉「不動口館」、あまみ温泉「南天苑」、道頓堀川畔「大和屋本店」、伏尾温泉「不死王閣」、4つの旅館によるスタンプラリーもされています。女将さん、おきばりやす!
「こちらのカレーもお試し下さい」と、私は自分の“オニオンカレー”を渡し、カレーの物々交換と相成りました(^-^;
さて、夜が更けて──。
この師弟のはしゃぎぶりを見たら、先行き不安になられる御仁もおいででしょうが…、当然、落語の稽古にも勤しみましたよ。
『はてなの茶碗』『皿屋敷』『道具屋』の徹底研究!
殊に、團治郎は来月4日に東京での初の落語会をするんだとか。
午後7時から、東京・浅草の「茶や あさくさ文七」で開かれる「それゆけ!團治郎(東京編)」──。成果のほどをご期待下さい!
もちろん、米輝も慶治朗も宜しく!
ところで、私が今、巷の噂でとても気にしているのは、以下のこと。
「米團治門下は女嫌いや」という風評。
そう言えば、三人とも浮いた噂は聞こえて来ないし、どちらかというと男性のファンが多そうだし…。今回、一晩かけても真実のほどは分かりませんでした。どなたか、真相を教えて下さいませ(^^*)
誰や、そこはもっと師匠を見習えと言うてるのは!