2015.08.12 《日航ジャンボ123便──墜落から30年》

残暑お見舞い申し上げます。

0812①

毎年、この時期になると思い出します。日航機が群馬県多野郡上野村の高天原山(通称、御巣鷹山)の尾根に墜落した日のことを…。

あれから、もう30年になるんですね。

月日の経つのは早いもの。隔世の感がありますが、私の中であの時の記憶が薄れることはありません。

私はあの日、ラジオ大阪OBCの番組に出演中でした。今は亡き横山ノックさんもおられました。桂小枝さんもおられました。次々と飛び込んで来る臨時ニュースに、我々芸人は成すすべもありませんでした。

墜落地点が明示されたのは、翌朝になってから。

乗員乗客は墜落ギリギリまで酸素マスク無しに会話をしていた──すなわち、急減圧は無かったにも拘わらず、事故原因は金属疲労による圧力隔壁の破損から垂直尾翼が外れてしまったことにあると結論づけられました。

そして、吹っ飛んだ垂直尾翼の7割は世に出ることなく、残骸はすべて焼却処分に…。

真の事故原因を究明することこそ、犠牲となった520人の方々への供養に繋がると思うのですが…。

今年は戦後70年ということで、いろんな方の証言を聞き、ときに涙する私ですが、それと同じように“御巣鷹山”の御霊にも祈りを捧げ、涙して止みません。

0812②

1985年8月12日の日本航空123便“御巣鷹山”への墜落。
1995年1月17日の阪神淡路大震災。
2001年9月11日のニューヨークWTC(世界貿易センター)の爆破。
2011年3月11日の東日本大震災。

このいずれもが私の中では解決していない出来事です。

いつの日か、真実が語られる時の来ることを願いつつ…☆

さて、お盆の入り──。

0812③

今年は、中川家にとりまして、父(米朝)の初盆にもあたります。

今日も多くの方々からお供えが送られてまいります。まことに有難いかぎり☆☆(ご挨拶が満足に出来ておらぬ非礼をお許し下さい)

ご先祖への感謝の気持ちを込めまして、合掌──☆☆☆