2015.09.12 《桂米團治独演会 @ 吹田メイシアター》

この度の北関東の集中豪雨では、大変多くの方々が被害に遭われました。心よりお見舞い申し上げます。

噺家は被災地ではなかなか為すすべがありません。でも、命が助かり、一応の借り住まいが確保できた頃、われわれ芸人も被災地に迎えていただけるようです。

まずは歌手。音楽の力は大きい!    癒やされ、励まされ、勇気を得られます。

ですから、私が阪神大震災や東日本大震災などで被災地に訪れた時は、まず三味線や太鼓の演奏でお客様に楽しんでいただいたものです。

今回の独演会ツアーでは、そんな話を織り込みながら、自分自身も大いに舞台を楽しみました。

まずは10日(木)、吹田メイシアターでの「桂米團治独演会」。

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大阪府吹田市泉町、阪急千里線吹田駅前にある吹田市文化会館メイシアターは開館30周年を迎えます。

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会場となった中ホールには沢山のお客様がご来場!

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なんと、後藤圭二市長も楽屋を訪問して下さり、賑々しく開演(^-^)(^^)/

メイシアターの会では事前にネタを提示することになっており、私が助演者の演目も決めるのですが、この日お願いしていた米左くんの演目
『禁酒番屋』が、私の演目『淀の鯉』と趣向がかぶることに楽屋入りしてから気づき、急遽ネタを変えてもらった次第。   米左くん、おおきに(^-^;

『動物園』    慶治朗
『淀の鯉』    米團治
『ふぐ鍋』    米左
『鹿政談』    米團治
            〈中入〉
「踊り=奴さん」    英華 & 米團治
『猫の忠信』    米團治

中入後、今回の鬼怒川をはじめとする河川の氾濫で被害に遭われた方々への心のケアの話をするうちに、「やはり音楽がいいんです。上方落語には三味線音楽がふんだんに使われています」と言って、舞台袖に目をやると、この日の三味線奏者、内海英華さんがにこにこ顔で座っておられたので、「今日は内海英華さんが下座におられます。彼女は女道楽として高座も勤めるんですよ。一曲ぐらい弾いてもらえるかなぁ」と言うと、満場割れんばかりの拍手。彼女が出てくるなり、「ほな、米團治さん、何か踊る?」「えぇっ!?」。再び、拍手喝采。私が『奴さん』を踊ることになってしまいました(^◇^;)

いやはや…でも、アドリブは面白い!    英華さん、おおきに(^-^*)

終演後、昔からずっと応援して下さっておられる代議士、鴻池祥肇さんの奥様と娘さんが楽屋訪問。

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私の妻とともに久しぶりに記念撮影☆

沢山のご来場、まことにありがとうございました(^人^)

さあ、翌日は横浜です!