2015.09.23 《新装「大須演芸場」──こけら落とし公演!》
22日(火・休)、名古屋市中区大須2丁目にある大須演芸場の“新装復活”こけら落とし興行に出演! 大いに盛り上がりました(^_^)/
昭和40年代にはお客がスズナリとなる寄席小屋として知られていた大須演芸場も、時代の流れで一昨年、閉鎖に追い込まれてしまいました。
が──、地元の商店街の方々の熱い要望が行政をも動かし、再び新装オープンすることになったのです。
私がこのことを知ったのは、今年の5月下旬。林家正蔵さんのお母さま、海老名香葉子さんから電話が入り、「大須の方々が是非とも寄席を復活させたいとおっしゃってますの。なんとかご協力いただけないかしら」との依頼。私は「もちろん喜んで!」と、お引き受けした次第(^^)/
女将さんの意向を受け、東京では林家錦平&三平のお二人が中心となって事務方を勤め、今日の佳き日を迎えたというわけです。
新大阪駅から新幹線に乗ったら、月刊誌「ひととき」10月号の特集が、なんと名古屋・大須商店街☆
街ぐるみで“大須”を盛り上げておられる様子がひしひしと伝わってきました(^-^*)
こけら落とし興行には、東西から錚々たるメンバーが結集。
江戸からは林家木久扇師匠を筆頭に、ぺー、錦平、正蔵、たい平、三平、木久蔵、三遊亭好楽、王楽、柳亭市馬、春風亭昇太、翁家勝丸、江戸家猫八といったお歴々が…! 上方からは桂文枝会長をはじめ、ざこば兄さん、文福兄さん、そして私が参加! そこへ地元・名古屋の芸人&アイドル達が加わり、大いに盛り上がりました(^◇^;)
こけら落とし公演に際し、まずは大須観音で護摩法要による成功祈願を遂行。
ここは、浅草の観音さん、津の観音さんと並んで「日本三大観音」と謳われている所。
正式名称は、真言宗智山派 北野山 別格本山 真福寺 寶生院。
護摩法要で厳かな気分になった後──、
商店街が長いのと、いろんな国の…しかも独特なスタイルの店が多いのに驚きました。
沿道の人々と握手を交わしながら、約40分間、街を練り歩き、大須演芸場へゴールイン(^^)/
名古屋コーチンや味噌カツの入った楽屋弁当をいただき、いざ本番──。
「記念口上」で開幕した“こけら落とし公演”は、大成功のうちに幕を下ろすことができました☆☆☆
陰のプロデューサー、根岸の女将(海老名香葉子)さんのオーラの大きさに感じ入った次第!
23日から30日までは開場記念の特別興行となり、それ以降は毎月1日~10日が定席となるのだとか。
かつて、今は亡き古今亭志ん朝師匠が大いに愛した大須演芸場──。生まれ変わった“新生”大須演芸場は我々の世代でとことん愛して行きたいものです(^-^)(^O^)(^_^)/